釣りを趣味にしている私にとってやはり興奮を覚えるのは魚との熱いファイトは勿論、釣りたての新鮮な魚を食べることです。
釣りをやったことのある人はご存じでしょうが、釣りたての魚は格別ですよね~!まして自分が釣った魚となると感動も倍です!
- でも調理ってなると難しそう…
- 寄生虫は大丈夫?
- 美味しく料理する方法は?
といった悩みも出てくることがあると思います。
そこで今回は釣り初心者の方、もしくは釣りはするけど食べたり(特に刺身)することに少し不安があるって方に向けた記事を書きました。
皆様にもぜひあの新鮮なアジを食べたときの感動を味わってもらいたいです!是非ご覧ください!
釣って楽しい食べて楽しいアジとは?
海で釣れる魚の中でも私の経験上最も釣りやすく、そして刺身として最もおいしい魚が”アジ”です。
皆さんもお寿司屋さんなどでアジって食べたことありますよね?あの引き締まった身と青魚特有のアブラ、最高です。しかもアジって実は簡単に釣れるんです!釣りの入門として知られるサビキ釣りを使えば誰でもテクニックなしで釣れてしまいます。
群れが来れば入れ食い状態!こんなアジなんですが何といっても刺身が超うまい!釣った後ちゃんと保冷してやれば24時間以内程度であれば刺身で食べれちゃいます。
ではそんなアジですが次は刺身で食べるために必要な知識について説明させて頂きます。
アジを刺身で食べるために必要な知識とは?
ここからはそんなおいしいアジの刺身を正しく安全に食べるために必要な知識を教えます。
アジは毒もあるわけではないし基本的にそんなに心配することはございません。
皆さんが気にすべき要素はズバリ【寄生虫】だけです。
といってもアジは基本的に寄生虫がほとんどいない魚として有名です。刺身で食べることが多い魚=寄生虫の心配が少ない魚と思ってもいいくらいです。
しかし、それでも絶対にいないというわけではないので寄生虫についての知識は知っておく必要があります!
それでは次は具体的な寄生虫について解説していきます。
アジにいる可能性のある寄生虫とその予防方法
まずアジに存在する可能性のある寄生虫として二つ【ウオノメ】と【アニサキス】というものがいます。
【ウオノメ】とは魚の口の中にいることがあるダンゴムシのような寄生虫です。こいつは人に寄生虫することはないので心配する必要はありません。
頭を生で食べる人はいないと思いますが、、やはり食べたくはないですから食べるときはエラの部分から頭を落としちゃいましょう!
【アニサキス】はスルメイカなどによくいるイトミミズのような形状をした寄生虫です。こいつは体内に入れてしまうと腹痛を起こしたりと体に害をあたえる寄生虫なので気を付けるべきです。
冷凍処理や熱処理で殺せる(死体はそのまま食べても問題ない)のですが新鮮な刺身で食べるにはそうはいきません。アジの場合アニサキスは基本的に内臓に潜んでおり、内臓を食べなければ問題ありません。
しかし死後、内臓が腐ってくると内臓の壁を突き破り栄養を求めて身まで進出してくることがあるそうです。
なのでアジを刺身で食べるときは釣った後すぐに内臓をとってしまいましょう!
アジの内臓は簡単に取り除けるので釣りに行くときに小型のナイフなどを携帯しておいて持って帰る前に釣り場で取り除いてしまってから帰りましょう。ちなみに内臓は海に流しても問題ありません。
しかし夜釣りなどで釣り場で内臓を取り除く余裕なんてない!という方もいると思います。そんな時は帰ってからでいいのでできるだけ早くとっちゃいましょう。
でも、それでも寄生虫が気になる場合は下記の方法を試してみましょう!
それでもアジの寄生虫が気になる人がすべき対策とは?
基本的には先ほど述べた予防法を行えば大丈夫なのですがそれでも気になる方は、刺身にするとき薄めに切って切り身を光にかざしてチェックしてみてください。
アニサキスは目視できるのでいたら身にイトみたいなやつが潜んでいるのが分かるはずです。それで見当たらなかった安心してください。食べられます。
それでも気になる!
という方は食べるときよく噛んで食べましょう!アニサキスは少しでも傷が入ると死んでしまうのでとにかく良く噛むことをお勧めします。
まとめ
それではアジを刺身で食べるうえでの寄生虫の予防方法と対策についてまとめます。
まず寄生虫予防として行うことは二つ。
- えらの部分からしっかり頭を落とすこと(ウオノメ予防)
- 釣った後すぐに内臓をとってしまうこと(アニサキス予防)
それでも心配な人がすべき対策は二つ。
- 刺身にするとき薄めに切って切り身を光にかざしてチェック
- よく噛んで食べる
です!
これらを行えば安全においしくアジの刺身を食べられます!
内臓を早くとることのメリットとしてはほかにも魚の腐敗臭を防いだり血が身に回ってアジ(間違えた味)が落ちるのを防いだりできます。
是非参考にしてみてください。
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