キャンピングカーを利用している人にとって、駐車場の規則などが気になるところだと思います。最近、公共の駐車場で不当に長く滞在していたり、生活ごみの不当投棄だったりとマナーが悪い人が増えてきています。
他にも細かいルールが存在していますが、それらをすべて把握しきれていない人も多くいます。ここではキャンピングカーを使用したマナーについて調査していきます。他に利用する人を不快な気持ちにさせないようにしっかりと理解しておきましょう。
公共駐車場厳守マナー10か条がある!
ここ最近、駐車場を利用している人でマナーの悪い人が増えています。道の駅やパーキングエリアといった公共駐車場を利用するキャンピングカーのマナーの悪さから、キャンピングカー禁止という駐車場も増えてくるかもしれません。誰もが車旅を楽しめるように、日本RV協会から以下の10か条を規則として設けています。
- 長期滞在を行わない
- キャンプ行為をしない
- 無許可で公共の電源を使用しない
- ゴミの不当投棄をしない
- トイレ処理を控える
- グレータンクの排水をしない
- 発電機の使用には注意する
- 待ち合わせは慎重にする
- 車いすマークのあるスペースに駐車しない
- 無駄なアイドリングを控える
上記の10か条を最低限守るべきマナーです。キャンプ場には椅子・テーブルの展開、ごみ処理、トイレ処理、給水、電源の供給などキャンピングカーライフを快適に過ごすためにこれらの設備が整備されています。
特に、道の駅や高速道路では宿泊施設が存在しないので長期滞在が目立ちます。もし休息をしたい場合でも滞在時間が最小限にし、連泊を避けてください。公共駐車場でのマナーを守って気持ちよく利用しましょう。
駐車時に注意するべき点
コインパーキングでは多くの場合、車両の大きさを定めている場合があります。基本的に、幅2メートル、長さ5メートル以内である駐車場がほとんどです。
国産のキャンピングカーであればこのサイズに収まるようにつられていますが、外国産である場合は車両サイズに気を付けてください。
見落としがちな点は、キャンピングカーの高さです。横幅や長さに気を取られていると高さを忘れてしまいがちです。高さ制限のあるゲートや立体駐車場となると駐車できないこともあります。
また、キャンピングカーは後部車輪から最後部までが一般車両と比べると長いので輪止めを中心に駐車すると接触してしまうかもしれません。後ろの車両や壁の距離を第一に確認すると接触することは無いでしょう。バック駐車の場合はできるだけ同乗者に誘導してもらうと安全に駐車できるので、自分1人でできると過信してはいけません。
駐車を安全にできたとしても、出庫する際にも危険はあります。入庫の時には周りに車がなく、余裕があるかと思いますが出庫時には満車で苦労してしまうこともあるかもしれません。
出庫しやすい場所に駐車するか、広い駐車場をあらかじめサーチしておくことをおすすめします。
上記の点に気を付けていれば安全に駐車することができます。事前に駐車場をチェックしておけば何も心配いりませんよ。
キャンピングカーに駐車場所
キャンピングカーで初めて旅行に行ったらどこで駐車して過ごせばいいのかわからないでしょう。まずはおすすめする2か所をご紹介します。
RVパーク
日本RV協会が普及しているキャンピングカーの利用者が快適に過ごすために作られたものです。外部電源を使用できる場所や、トイレの利用、ごみ捨てが可能なのでとても便利です。
利用料金が2,000円前後と場所によって異なりますがかかってしまいます。利用台数が決まっているので、事前に利用するRVパークを予約しておくと安心できますよ。
オートキャンプ場
オートキャンプ場とは、車をそのまま乗り入れてキャンプをすることができる場所です。車の通りがないので家族連れに人気で、キャンプを楽しむことができます。
利用料金は5,000円程度となりますが、設備が充実しているので値段相応かと思います。早めに到着しておくと、過ごしやすい場所を確保できるのでおすすめです。
道の駅やパーキングエリアは、先ほども述べた通り公共の駐車場であるためルールが設けられています。そのルールに従っていれば何も問題はありませんが、やはり制限されてしまうのでおすすめできません。
快適に過ごしたいのであればRVパークやオートキャンプ場を利用しましょう。また、無料駐車場であるコンビニの駐車場では長時間にわたる仮眠は避けてください。宿泊は周囲にとって迷惑な行為であることを頭に入れておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?キャンピングカーで宿泊するのであれば推奨された場所が居心地がいいです。
料金がかかってしまいますが、満足できる旅をするためであればRVパークやオートキャンプ場がいいですよ。
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