釣り方はあっているはずなのになかなか釣れない、魚の姿は見えているのになかなか食いついてくれない。
そんなことってありませんか?
その原因はきっと、釣りをしている時間帯に問題があります!渓流・川釣りではよく釣れる時間帯と釣れない時間帯があるんですよ!
よく釣れるおすすめの時間帯、それはズバリ「朝マズメ」です!
朝マズメってなんだ?と、初めて聞くという人もいると思います。
この記事では爆釣が狙えるおすすめの時間帯や朝マズメについて解説していきます!ひょっとすると、あなたが釣りをしている時間帯は魚が釣れない時間帯かもしれませんよ?
時間帯さえ押さえておけば、あなたも爆釣が狙えるはずです!是非参考にしてくださいね!
渓流・川釣りでよく釣れる、朝マズメとは??
朝マズメとは、夜明けから日の出の間の薄暗い時間帯のことを言います。
渓流・川釣りで爆釣を狙うためにはこの朝マズメ時間がポイントです。地域や天候によって若干の違いはありますが、季節ごとの大まかな朝マズメ時間を下にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
朝マズメの時間帯は?
朝マズメの時間帯は
- 3・4・5月は4時半〜6時頃
- 6・7月は4時頃
- 8・9月は5時頃
がおおよその時間だと言われています。僕は普段釣りに行く際、前日に日の出時間をネットで調べ、その1時間前には釣り場に着くようにしています!朝早く起きるのが苦手だという方は、前日の夜に釣り場もしくはその付近まで車で行き、車中泊するというのもありですよ。僕は朝が苦手なのでそのようにしてました。
朝マズメに釣りをして家に帰った後はゆっくり魚を調理する時間も確保できるのでオススメですよ!
朝マズメに爆釣できる理由とは??
マズメ時間に爆釣ができる理由としては3つのポイントが挙げられます。
- 魚が活性化する時間帯である
- 薄暗いので魚の警戒心が薄い
- 先行者がいない
それぞれについて解説していきますね!
魚が活性化する時間帯である
この時間になると、水生昆虫が羽化をしはじめます。魚は羽化した水生昆虫を捕食するため、この時間に魚の活性が上がります。つまりは魚の食事の時間と重なるので食いがよくなるのです。
薄暗いので魚の警戒心が薄い
川の魚、特にイワナやヤマメ、アマゴなどの渓流魚は警戒心がとても強いです。晴れた日中は水面がよく見えるので魚も警戒しているため、あまり食いがよくありません。
「見えている魚は釣れない」とよく言われますがそれは本当のようです。魚の姿が見えるということは、魚もこちらの姿が見えているはずです。
先行者がいない
人が川に入ってしまうと魚は警戒してしまって全く釣れなくなってしまいます。もし朝に人が入ったのであれば、夕方くらいには魚の警戒心も薄れてきます。
朝マズメの時間帯であれば、まだ誰も入っていないので新鮮な状態であると言えます。
夕マズメもオススメのポイント!?タマズメとは?
夕マズメとは日没の前後1時間ほどの時間帯を言います。
朝マズメの反対の夕マズメも実は爆釣のポイントなんです。朝マズメとは違って日中に人が入った可能性があるため、朝マズメよりは期待はできませんが、夕マズメでも十分爆釣が期待できます!
朝起きるタイミングを逃してしまった人などは夕マズメを狙ってみましょう!時間的には朝マズメよりもやりやすいですね。
タマズメの時間帯は?
夕マズメの時間帯は大体このうような感じになっています。
- 3・4・5月は17時半頃〜18時半
- 6・7月は19時頃
- 8・9月は17時半頃
釣れる時間は天候にも左右される?
よく釣れる時間帯は朝マズメと夕マズメであるとご紹介してきましたが、実は日中でも爆釣が狙える場合もあるんです!
マズメ、つまり薄暗い時間帯によく釣れる理由はすでにご説明しましたね。雨の日や曇りの日って、日中でも暗くありませんか?そうです、実は雨の日や曇りの日は魚の警戒心が薄れているので日中でもよく釣れるんです!
僕らからすると、雨の日あまり釣りには出かけたくありませんが、魚の気持ちは逆なんですね。雨だからといってがっかりせず、チャンスだと思って狙ってみましょう!
気温によって釣れる時間が変わることも!?
実は渓流・川釣りでは気温(水温)も釣れるかどうかの重要なポイントになって来るんです。
3月や4月の朝マズメの時間帯はまだまだ水温が低く、魚の活性も十分に上がっていないため釣ることが難しいです。
寒い時期は朝マズメから1~2時間ほど経って水温が上がってきた時間帯の方が魚の活性が上がっているため釣れることが多いです。逆に夏の場合、特に晴れている日中だと水温が上がりすぎてしまい、魚も川底へ潜ってしまうため食いが悪くなってしまいます。夏の場合は朝マズメに狙うことをおすすめします。
経験者からのコメント
なかむら しんご
岡山県在住のコピーライターでキャンパー
【コメント】
確かに魚釣りをする上で時間帯が重要なポイントであることは間違いないですよね。それが渓流や川での釣りの場合はなおさらのこと。海以上にターゲットとなる魚は神経質で警戒心が強いので効率よく釣るための対策を考える必要があります。
その中でもシーズン毎の時間対策は重要で、特に朝マズメは爆釣を狙う上で絶対的なタイミング。ここで釣れなかったらその日の釣果も一気に落ちてしまうどころか、時と場合によっては「ボウズ」ってこともあるのでこの時間帯は絶対に逃したくないですよね。
そのためにも筆者が言われているようにシーズン毎の日の出時間を事前にチェックした上で釣り場に早めに着くようにしたいです。まさに「早起きは三文の徳」。
その上で自分なりに考えた戦略で爆釣したときの高揚感はたまらないものがありますね。
まとめ
以上のことをまとめてみると、渓流・川釣りでおすすめの時間帯は、
- 朝マズメと夕マズメ
- 晴れよりも雨や曇りの日
- 春先は水温が上がってから
といった感じですね!
やはり1番のおすすめポイントは朝マズメです。
この時間帯だと魚の活性もかなり上がっているため爆釣が期待できます。もちろん夕マズメもおすすめですが、先行者がいる可能性があるため朝マズメの方が断然おすすめです。
しかし、爆釣を狙うためには時間帯だけではなく、天候や気温の条件も重なってくるので事前にチェックしておきましょう。
また、晴れの日よりも雨や曇りの日の方が釣りの条件としてはいいのですが、渓流などの細い川は少しの雨でもすぐに増水して危険ですので十分に気をつけましょう!
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