配管に傷がつかないベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)って何?使い方も解説

配管時に傷をつけることなく作業できるようになりたい、そんな方におすすめするのがベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)です。

  • ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)とは何なのか
  • ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)とパイプレンチの違いは?
  • ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)の使い方

一般的なベルトレンチと同じ特徴だけでなくベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)独自の使い方もあるので、うまく利用すれば作業効率や日常生活も便利になる工具となっています。

必要があっても無くてもベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)が欲しくなること間違いなしです。

 

目次

ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)とは

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ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)とはパイプレンチの一種です。パイプレンチとは、あご部分でパイプを挟んでパイプを締める・緩めることのできる工具で、ベルトレンチも同様の役割を持っています。

しかし、ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)の形状はこのようなパイプレンチは異なるものとなっているのです。

ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)とパイプレンチの写真を見比べると一目瞭然ですが、ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)には上記で説明した、あご部分でパイプを挟み込むタイプのようにあご部分の部品が付いていません。

 

その代りに、本体にベルトや棒状のゴムといったものが取り付けられています。あご部分に鉄(鋼が多い)が使われているパイプレンチと比較して、ベルトやゴムといった比較的固くない素材が使われていることがわかります。

ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)は他のパイプレンチと同じようにパイプを回すことが役割であることは確かですが、ベルトやゴムをパイプに巻き付けて使用する点で違いがある点は明らかです。

 

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ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)とパイプレンチの違い

ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)と一般的なパイプレンチの違いとして次の点が挙げられます。

 

  • パイプを傷つけることなく挟むことができる
  • 挟むことのできる範囲が広い
  • パイプレンチよりも比較的安い

それではひとつずつ説明を加えます。

 

① パイプを傷つけることなく挟むことができる

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ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)を使うとパイプを傷つけることなく挟むことができます。

 

ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)のパイプを挟む部分はベルトやゴムで作られているので、一般的なパイプレンチのあご部分(鉄)でパイプを挟むよりも安全です。パイプを傷つけることなく挟むことができて、なおかつパイプを回転させることができます。

 

回転させるだけでなくパイプをまとめて持ち運ぶという使い方もできる点もうれしいところです。なお挟む力はあごタイプのパイプレンチのほうが強いですので、より強い力が必要な場合などには使い分けるようにすると良いでしょう。

 

② 挟むことのできる範囲が広い

ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)はすでに紹介したとおりベルトやゴムを使ってパイプを挟むことができるのですが、挟むことのできる範囲がパイプレンチよりも比較的広いのが一般的なパイプレンチとの違いです。

 

比較的広いということをもう少し具体的に説明すると、一般的なパイプレンチは挟むことのできるパイプ径が5パターンくらい用意されていますが、ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)の場合だと15-80mmや15~280mmのパイプ径まで対応しているモデルがあるなど、カバーしている範囲が広くなっています。

 

あごタイプのパイプレンチよりもパイプ径が大きいものをカバーできるのは、ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)と一般的なパイプレンチとの大きな違いなのです。

 

③ パイプレンチよりも比較的安い

ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)とパイプレンチの価格を比較すると、パイプレンチのほうが比較的安いです。実際に販売されている製品を見てみると、挟むことのできるパイプ径が15~280mmで本体がアルミ製のベルトレンチで約6,700円の価格設定となっています。

 

ゴム部分が約48cmのゴムパイプレンチなら500円で購入できるものもあるのです。

 

一般的なあごタイプのパイプレンチだとくわえられるパイプ径が最小のものでも4,000円弱で、最大タイプだと13,000円近くの価格となっています。このことからわかるように、ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)は比較的安く手に入れることのできるパイプレンチなのです。

 

ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)の使い方

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ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)の使い方を説明すると次のようになります。

  • レンチにベルトを巻く
  • パイプにベルトをセットする
  • 物体を回す

それでは少し説明を加えます。

 

① レンチにベルトを巻く

ベルトレンチ本体部分にベルトを通すところがあるのでそこにベルトを通しておきます。なお、ベルトは使用するにつれて劣化していく消耗品ですので、定期的にベルトを交換する必要がいつか出てくることを覚えておいてください。

 

② パイプにベルトをセットする

パイプをベルトで巻いてセットしましょう。パイプをベルトで巻いたらレンチに設けられているベルト通し部分に先端を通し、対象物を適切に締めて固定します。

 

③ 物体を回す

回したい対象物を実際に回して緩めるなり締めるなりしましょう。ベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)によっては回転方向が決められている構造の製品があるので、取扱説明書を読むなどして事前に確認してください。

 

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まとめ

あごタイプのパイプレンチとは少し違うベルトレンチ(ゴムパイプレンチ)を紹介しました。

 

同じパイプレンチでも構造や価格、使い方で独自の特徴を持っていますので、うまく利用すれば配管工事などだけでなく日常生活を便利にすることもできそうです。DIY好きや工具好きの方、おひとついかがでしょうか。

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