木材塗装に使える塗料の種類は?オイルステイン、水性ステイン、ニスを紹介

こんにちは!楽しいを仕事にする為に日々奮闘する、りょーや(Twitter/@Tanojob)が編集長のTanojobです!

 

DIYで木材を使った家具を作った時や、今ある木材製品を塗装したい時にどのような塗料を選ぶかは非常に大切な選択です。ここでは木材塗装に使われる塗料について紹介します。

 

  • 木材塗装の塗料の基本情報について
  • 木材塗装に使える塗料①:オイルステイン
  • 木材塗装に使える塗料②:水性ステイン
  • 木材塗装に使える塗料③:ニス

 

このような流れで紹介していきます。塗料それぞれに特徴があるため、メリットとデメリットを両方備えているということが事実です。

 

自身の塗装作業に合った塗料や、思い描いている仕上がりにより近い塗料を選択するがポイントとなります。それでは木材塗装に使える塗料について詳しく見ていきましょう。

 

目次

木材塗装の塗料の基本情報

 

(木材塗装に使用する)塗料には顔料・樹脂類・溶剤と呼ばれる3つのものが含まれています。この中で特に注目したいものは溶剤です。

 

溶剤とは顔料と樹脂類に混ぜ合わされるものをになるのですが、溶剤に使われる材料によってその塗料の種類が決定されるのです。溶剤に水が使われている塗料は水性塗料と呼ばれ、水ではなくシンナーが溶剤に使われているものは油性塗料と呼ばれています。

水性塗料は、初心者向けにおすすめされることが多い塗料です。臭いもきつくなく、塗料を洗いたい時にも水で洗い流すことができる、そして何より価格が油性塗料よりも安いというような特長を備えています。

 

一方で、塗料の密着性が低い・季節によっては塗料が乾燥しにくいといったデメリットがあるのもあるので注意が必要です。

油性塗料は水性塗料よりも価格設定が高くなっている種類の塗料です。シンナーを溶剤としているため臭いも刺激が強いですが、塗料の密着性の高さや乾燥速度に非常に優れています。

 

取扱いについては、発火する可能性がある塗料のため特に気を付ける必要があるので注意が必要です。

以下でも紹介するように、オイルステインや水性ステイン、ニスといった木材塗装に使うことのできる塗料がありますが、これらはその名前からも推測することができるようにそれぞれ水性タイプと油性タイプが決まっています。

 

つまり、目的や予算に合わせて塗料を選択することが大切になってくるのです。

 

木材塗装に使える塗料①:オイルステイン

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オイルステインは油性タイプのステインと呼ばれる塗料です。ここでステインの説明になるのですが、ステインは塗装された木材に浸透していくという特徴をもっています。

 

ご存じのとおり木材の表面には木目と呼ばれる模様みたいなものがあります、ステイン塗料を木材に塗装した場合、浸透していくのでこの木目を残したまま塗装することができるというメリットがあるのです。

 

木目を残したまま木材を塗装することができる便利な塗料となっています。上述したように溶剤にシンナーを使用している塗料でもありますから、塗装したときの密着性や乾燥速度の高さもオイルステインの良いところです。

ステインのデメリットは木材表面を守る能力はそれほど高くないという点になります。

 

ステインは木材表面に塗膜と呼ばれる膜を作らず、木材に浸透することでその役割を果たそうとする塗料です。

 

ですから、ある程度塗装面を守ることができても、造膜塗料と比べるとその能力が劣ってしまいます。オイルステインであればシンナーを含んでいるため価格も水性より高く臭いもきついです。

 

木材塗装に使える塗料②:水性ステイン

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水性ステインは水性タイプのステイン塗料です。木材に浸透する特徴を持ったステイン系塗料で溶剤に水を使っているものになります。

 

木材表面の風合い・味を残したまま塗装ることができ、水性のため低コストで水洗いも簡単、臭いもきつくなく作業性が高い点も水性ステインの良いところです。木材に着色させたいけれど木目を残して木の色合いをより残しておきたい、なおかつ油性塗料だと手間がかかるからもっと簡単に塗装をしたい方におすすめの塗料となります。

水性ステインのデメリットですが、ステイン塗料のため木材に被膜を作ることができず表面保護能力がそれほど高くないということです。その他、水性ということもあって低気温の時の乾燥は遅く、基本的な塗料の密着性が低い、といったことが挙げられます。

メリットとデメリットどちらも備えていますが、水性ステインは初心者におすすめされる塗料としてよく進められる塗料です。初めて木材に塗装をする場合には水性ステインで塗装に挑戦してみると良いでしょう。

 

木材塗装に使える塗料③:ニス

ニスは造膜系塗料と呼ばれる塗料です、造膜系塗料にはワックスもあります。

 

先ほど紹介した木材に浸透していくステイン塗料に対して、ニスは木材表面に塗膜を作り出す塗料になります。木材に被膜を作り出すことで表面保護能力はステイン塗料よりも高いです。

 

特にニスの場合は半透明ないしは透明色となっているので、水性ステイン塗料を塗った後に表面保護のために仕上げに塗られる造膜系塗料として使われることが多い点が特徴でもあります。この手のニスの場合は水性の物が主流です。

水性タイプと油性タイプの2種類あるニスと言えばウレタンニスになります。こちらも表面に塗膜を作るのですが、塗膜は硬い仕様となっているのが特長的です。木材表面をしっかり保護してくれるニス塗料になります。

 

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まとめ

 

今回は木材塗装に使用することのできる塗料の基本情報、およびそれらの塗料の中で最も知られているオイルステイン、水性ステイン、ニスの3種類を紹介しました。

 

水性と油性のような溶剤による違いや、ステインとニスのように表面保護の仕組みが異なる塗料など、塗料にも違いがあります。大切なことは自身の塗装において最も使い勝手に優れたものを選ぶこと、そして予算内で購入できる塗料を購入することです。

 

塗装後の仕上がりも異なりますので、自分の考える塗装に便利な塗料は何かを理解して、必要な塗料を購入できるようにしましょう。

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