こんにちは!楽しいを仕事にする為に日々奮闘する、りょーや(Twitter/@Tanojob)が編集長のTanojobです!
車のラッピングシートを使ってカーラッピングしてみようと考えているけれど実際評判やメリット・デメリットはどうなのか、その疑問に応えるべく今回はラッピングシートの紹介です。
- 車にラッピングシートを貼ったユーザーの感想にはどんなものがあるのか
- 車にラッピングシートを貼るメリットとは
- 車にラッピングシートを貼るデメリットとは
- 車にラッピングシートを貼るためにかかる費用はどれくらい
作業に着手しやすいけれど一部作業は難しい、けれどボディ保護やドレスアップ効果の高さが評判のラッピングシートには、メリット・デメリットのどちらも存在します。塗装と比較するとDIYで取り組みやすい反面、糊を落とすことに手間がかかることも事実です。それらと合わせて実際にかかる費用を一部例を紹介していきます。
車にラッピングシートを貼ったユーザーの感想
車にラッピングシートを貼ったユーザーの感想には次のようなものが確認できます。
- 凹凸部の貼りつけが難しい
- ボディを飛び石から守ることができて良い
- ドレスアップ効果が高くて良い
それではひとつずつ説明を加えます。
凹凸部の貼りつけが難しい
ラッピングシートの凹凸部の貼りつけが難しいという感想が見受けられますが、実際にこれは難しいです。
ラッピングシートを貼るとき、ラッピングシート内に空気が入るとラッピングシートに気泡ができたような見た目になってしまいます。比較的貼りつけることが容易な平面にラッピングシートを貼るときでもこのようになる可能性がありますので、ましてや凹凸部へラッピングシートを貼りつけることはそれ以上に難しいです。
なお、凹凸部に直接貼りつけることのできるラッピングシートというものが販売されているので、難しいですが、挑戦する価値はあるでしょう。
ボディを飛び石から守ることができて良い
ボディを飛び石から守ることができて良いという意見もあります。飛び石はいつ飛んでくるかわからず、仮に飛んできたとしても避けることは不可能です。
しかし、ラッピングシートを飛び石しやすい部分、例えばバンパーやサイドドアにボンネットなどに貼ることで飛び石が当たっても塗装面に直接当たらずにラッピングシートが守ってくれます。ドレスアップ要素とうまく合わせて使用すれば一石二鳥です。
ドレスアップ効果が高くて良い
先ほど紹介したボディ保護という側面より、ドレスアップ効果として期待されていることがラッピングシートの主な用途です。塗装するよりも手軽なため、車のドレスアップ、つまりはカスタムに使用するアイテムのひとつとして高い需要・評価が期待されています。
車にラッピングシートを貼るメリット
ここで、車にラッピングシートを貼るメリットをまとめました。
- 車を塗装することなくドレスアップすることができる
- ボディの傷つき防止が可能
- 剥がすことができる
- 塗装するより着手しやすい
それではそれぞれのメリットを少し詳しく説明します。
車を塗装することなくドレスアップすることができる
塗料を塗ってボディカラーを変更する塗装と比較して、車を塗装することなくラッピングシートを貼るだけでボディカラーやボディデザインを変更・ドレスアップすることができることはラッピングシートの人気たる所以です。
塗装するとなると塗装の仕上がりを揃えることに相当な技術・経験が必要でなおかつ塗装するための道具も必要となりますが、ラッピングシートの貼り方は粘着面をボディに綺麗に貼ることができれば、ラッピングシートの表面はすでに仕上げられているため仕上げを行う必要がありません。
このように、塗装によるデザイン変更では得られないメリットを備えています。
ボディの傷つき防止が可能
ボディにラッピングシートを貼ることとなるので、飛び石などがボディに当たってもラッピングシートで塗装面を守ることができます。塗装面にラッピングシートを貼る時点で、塗装を傷つける可能性があるので貼り方・剥がし方を考慮する必要はありますが、傷が少なければ車を手放す際により高い値段で売ることも可能です。
剥がすことができる
車に貼ったラッピングシートを剥がすことができます。ラッピングシートという名称がついていますが、粘着テープと同じですので、適切な剥がし方を用いて剥がすこと、ラッピングシートを貼る前の状態に戻すことが可能です。ただし、糊がボディ上に残る可能性はある程度ありますので、その場合にはラベルはがしや灯油を使って糊を落としてあげましょう。
塗装するより着手しやすい
塗装するよりもラッピングシートを貼るほうが着手しやすいです。塗装を日常的にする方は少ないですが、テープを貼ることは日常的に慣れ親しんでいる行為でもあります。そのため、DIYでラッピングシートの貼りつけに踏み切りやすいのです。
車にラッピングシートを貼るデメリット
つぎに、車にラッピングシートを貼るデメリットを紹介します。
- ラッピングシートを貼る・剥がす際に手間がかかる
- ボディの塗装を傷める可能性がある
それではそれぞれのデメリットを見ていきましょう。
ラッピングシートを貼る・剥がす際に手間がかかる
ラッピングシートを貼る際には貼りつけ箇所の寸法を測定して大きめにラッピングシートを貼りつけてヒートガンやハケを駆使して貼りつけること、剥がす際にはドライヤーやラベルはがしに灯油などを用意してラッピングシートだけでなくボディに残った糊も綺麗に落とすこと、このように手間はかかります。とはいえ、塗装する場合にはそれ以上の手間・工程が必要となるので、それと比べるとラッピングシートはDIYには比較的おすすめです。
ボディの塗装を傷める可能性がある
塗装面に粘着性のあるものを貼ることになるのでボディの塗装を傷める可能性があります。外装を傷から守るためにラッピングシートを貼っても、ラッピングシートで塗装を痛めては意味が無いので、品質の高いラッピングシートを選択することや下準備をしっかり行うなど、対策が必要です。
車にラッピングシートを貼るためにかかる費用
車にラッピングシートを貼るためにかかる費用を紹介します。
まず、DIYでラッピングシートを貼る場合ですが、この場合、ラッピングシート、洗車費用、ラッピングシート用カッター、ヒートガンといった道具・工具などに費用が発生します。
品質やサイズの違いでラッピングシートの価格は変化するため一概に価格を表すことができませんが、152 x 100cmのリアルカーボンシートでエア抜き溝仕様のものなどで4,630円というのもあれば、152 x 30cmで999円のエア抜き仕様のものあります。カッターは2,000円くらい、ヒートガンは3,000-10,000円の間で購入可能です。
次に、DIYではなく業者に依頼してラッピングしてもらう場合を考えます。一部のフルラッピング加工業者のホームページを参考にすると、軽自動車・小型自動車などでも300,000円以上、普通車の場合で400,000円以上になるようです。1BOXやミニバンの場合、500,000円以上かかる場合もあります。
パーツ単体でラッピングする場合、例えば、ボンネットなら少なくても40,000円は相場となっているそうです。これ以上にかかると考えて間違いないでしょう。
まとめ
今回はラッピングシートを実際に車に貼りつけたDIYユーザーの評判や、ラッピングシートのメリットやデメリット、そして貼り付けに発生する費用をDIY時と外注時に分けて紹介しました。
DIYの取り組みやすさという面では塗装よりも向いているラッピングシートですが、特に剥がすときに糊の処理が難しいことは事実です。必要工具はそれほど高くありませんので、貼りつけ面積分のラッピングシートを用意してDIYでラッピングシート貼りつけに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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