キャンプで燻製!スモークウッドとスモークチップの違いとは?丁寧に解説

こんにちは!楽しいを仕事にする為に日々奮闘する、りょーや(Twitter/@Tanojob)が編集長のTanojobです!
キャンプでは燻製料理を食べる絶好の機会となります。
自宅で燻製料理をしようと思っても臭いが壁などにしみついてしまうので抵抗がありませんか。また、初めて燻製に挑戦する人は必要な道具などをそろえなければいけません。準備をする際に、少し紛らわしいのは「スモークウッド」と「スモークチップ」です。
ここではスモークウッドとスモークチーズがどう違うのかを分かりやすく解説しています。他にも、燻製に必要な道具やおすすめする食材などを紹介しますので燻製について知りたい人にも必見ですよ。
もくじ
燻製に必要な道具
まずは燻製に必要な道具をそろえていきましょう。
食材を煙で燻すので、煙を逃がさないために燻製器が必要です。ステンレス素材から段ボール素材でも燻製器になるので方法は様々です。自分で燻製器を作ることもできますので、とにかく煙を逃がさないことができれば問題ないのです。
燻製器が用意できたら次は煙の元となる「スモークチップ」と「スモークウッド」の2つがあります。これらを使うことで食材にあの燻製独特な風味を作り出せます。スモークチップとスモークウッドは役割は同じですがそれぞれに異なる特徴があります。
スモークチップの特徴
スモークチップは金属製のお皿や鍋の底に置き、下から直接火をかけることで煙を発生させます。
火を止めると煙は消えるので燻製中は火を止めないようにしましょう。また、スモークチップは燻製器を使用してはいけませんので注意してください。
燻製時間は2時間未満となるので短時間で燻製することができることが最大の特徴です。煙を発生させる量はスモークチップの量を調整することで可能となるため短時間での燻製ができるのです。
もちろん、その反対も可能で少ない量のスモークチップを使用することで小さな燻製器や少量の素材を燻製にするのにも適しています。食材によって臨機応変に変更できる点もいいですね。
スモークウッド
ガスコンロやガスバーナーといった熱量の高いものを使用しないと十分に着火しません。面倒だからと言ってライターなどで火をつけてはいけません。ガスバーナーで4隅をそれぞれ5分程度炙れば十分です。
スモークウッドはお線香をイメージしてもらえると分かりやすいでしょう。1ブロックにつき4時間程度燃え続けますので、長い時間を想定するならブロックをくっつけて使用しましょう。
一度着火してしまえばあとは勝手に煙が出てきますので簡単です。スモークチップと異なる点は燻製器を必ず使用しなければいけない点です。温度は50度前後なので1日以上をかけてじっくりと燻製していきます。
スモークウッドには種類が豊富にあります。香りによって相性のいい食材や悪い食材があるので適した食材を使用しましょう。
代表的なチップは?
ヒッコリー
香りが強く、ベーコンやサーモンに適していますがどの食材にも問題なく使用できて万能です。
クルミ
癖が無いのでどの食材にも合うので初心者におすすめです。
サクラ
肉類に適しています。
燻製に合うおすすめの食材5選
ハム、ベーコン等の豚肉
チーズ
サーモン
たまご
イカ
まとめ
燻製をするにもスモークチップとスモークウッドがあり、それぞれ使用方法や燻製時間が異なることが分かったかと思います。
- スモークチップ:短時間の燻製に向いています。お皿や鍋の底に置いて火にかけて使用します。燻製器は不要です。
- スモークウッド:長時間の燻製に向いています。ガスバーナーなどで直接火を付けて使用します。食材によって種類が様々です。燻製器が必要です。
上記のような違いがあるので、目的によって使い分けましょう。
スモークウッドには種類があるので食材によって風味を変えて楽しむこともできます。違いを理解してスモークチップとスモークウッドを使い分けてくださいね。