季節によってウェットスーツは変えるべき?種類は?初心者向けに丁寧に解説

ダイビング

こんにちは!楽しいを仕事にする為に日々奮闘する、りょーや(Twitter/@Tanojob)が編集長のTanojobです!

 

スキューバダイビングに欠かせないのがスーツです。常夏の地域で、水温・気温共に高いのならばそれほどこだわらなくてもいいかもしれませんが、日本国内や涼しい地域で潜る場合は、季節によって着用するスーツに気を使ったほうがいいでしょう。

今回はスキューバダイビングを始めたばかりで何を着ればいいの?と疑問を持っている方に季節によって選ぶべきスーツを解説しちゃいます。

 

目次

【スキューバダイビングスーツの種類】

ダイビング用のスーツは以下の種類があります。

 

  • ■ウェットスーツ
  • ■セミドライスーツ
  • ■ドライスーツ
  • ■シェルドライスーツ

 

1年中潜るならばウェットスーツ+ドライスーツの組み合わせで持っておくことをお勧めします!それでは春から順番に季節ごとにきたほうがいいスーツをご紹介していきます。

 

■ウェットスーツ(4月中旬〜11月下旬)


スキューバダイビングといえばこのウェットスーツですね。半袖半ズボンタイプのスーツもありますが、日本国内では手首足首まで覆ったスーツが一般的ですし、常夏の海外へ行く時も、とりあえずウェットスーツを持っていけばまちがいないです!水温は気温の二ヶ月遅れでやってくると言われているので、11月下旬でも水温が20度以上のこともあるため、11月下旬までウェットスーツで潜る人もいます。

 

■セミドライスーツ(10月上旬〜12月下旬)


ざっくりいえば、ウェットスーツとドライスーツの間くらいの保温性を持っています。そのため極度の暑がりさんはウェットスーツとセミドライスーツで1年中潜るという人もいます。ウェットスーツと違ってブーツとスーツが一体化しており、ドライスーツほどではないですが、あまり水が入ってこないような構造になっています。

 

■ドライスーツ(11月上旬〜4月中旬)


冬の水温が低い時に、一般的に着用されているスーツです。スーツの中に水が入ってこない仕組みになっているため、服を着たまま潜ることができる優れものです。ドライスーツの下に着る服は、出来るだけ綿素材のものは避けて、ユニクロ等で売っているヒートテックのように体温で温めることができる物を下着として、その上からジャージを着ればバッチリです。それでも寒い人は下着の上にカイロを貼ると良いでしょう。

 

■シェルドライスーツ(12月上旬〜3月下旬)


北海道や海外の寒冷地帯で潜る際に着用します。もちろんドライスーツの代わりにシェルドライスーツを着る人がいますが、このシェルドライスーツは生地が分厚くないため、スーツの中にたくさん服を着込むことができます。ドライスーツではどうやっても寒いよ!という人はシェルドライスーツがオススメです。

 

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【どうしてスーツを着なくちゃいけないの?】

着るべきスーツはわかったけれど、そもそも暑い地域や水温が高い場所ならスーツなんて着なくていいじゃない!と思う人もいるかもしれませんね。けれど、スーツを着るのは体をあっためること以外にも、とても大事な役目を果たすんです。スーツ着用の理由は以下の通り!

 

  • ■体をあっためてくれる
  • ■体を水中の障害物から守ってくれる
  • ■浮力の維持

きちんとスーツの知識を身につけて、安全の潜りましょう。

 

■体をあっためてくれる

これはわかりますよね?けれども体温というものは、水温が高い場所でも徐々に熱が奪われてしまうのです。初めは暑いと感じている水中の場所でも、長時間潜っているとだんだん寒くなってきます。そこでスーツを着ることで、体温周りの熱を保温してくれるのです。沖縄だろうと海外の熱帯地域の海だろうと、スーツは必ず着用すべきです。

 

■体を水中の障害物から守ってくれる

スーツを着る目的は保温だけではないのです。スーツのゴムは非常に丈夫ですから、水中の障害物から身を守ってくれるのです。生き物たちの持つ触手に棘や尖った岩など、素肌ではちょっと触れただけでも怪我につながってしまいます。そんな事態を防ぐためにもスーツの着用は必須なのです。

 

■浮力の維持

スーツには素材の中に小さな気泡が含まれています。この気泡は保温の役目を果たすものではありますが、もう一つ浮力を維持してくれるという大事な役目があります。もしもダイビング中に緊急事態が起こった場合、器材がなくともスーツのみで水面に浮いていられることができます。水中でも中層を泳ぎやすいように、またはウエイトをたくさんつけなくてもすむように浮力調整を助けてくれるのです。

 

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【まとめ】

スーツは保温だけでなく、ケガを防止するためにも着用は必須です。沖縄でも水温が高くても必ずスーツは着用するよう義務付けているお店がほとんどです。

 

1年中快適なダイビングをするためには、季節ごとによってスーツを着分ける必要があります。ウェットスーツのみしか持っていない場合、ドライスーツのレンタルをやっているショップは少ないため冬は潜らないというダイバーさんもいますが、それはとってももったいないことなんです。

 

冬の海こそ水が透き通り、珍しい深海魚なども浅場に現れたりするので、ぜひウェットスーツもドライスーツも手に入れて一年中潜り倒しましょう。

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