ジメジメした梅雨も終わり夏がやってくると、キスやカツオ、アジなどが楽しめる時期ですね。
でもせっかく梅雨明けしたのに、釣りに行く予定だった日が雨が降ってしまって行くのを迷うときってありますよね~?
しかし、そんな雨の日でも、雨の強い味方【レインウェア】があれば大丈夫!って言いたいところですが、レインウェアを着る際に、真夏で気温も高く、日差しも強い日だったらどうでしょう?
そんな夏の暑い日にレインウェアを着てたらサウナ状態で汗も滝のようにダラダラ流れてくるし、内側が蒸れてしまって耐えられないですよね~。
でも、もうそんな心配もしなくて良いんです。最近のレインウェアは雨から守ってくれるだけでなく機能性が高くなってきているので、夏の雨の日でもストレスなく釣りを楽しむことができます。
ではレインウェアを選ぶ際に、どんなことに気を付けたらいいか気になりますよね。
まず夏におすすめの釣り用雨具に求めるものとして
- 耐水圧
- 透湿度
が大事になってきます。
それではそれを踏まえたうえで、夏におすすめするレインウェアについて解説していきたいと思います。
耐水圧
耐水圧はレインウェアがどれだけ水圧に耐えることができる防水性があるかを表しています。
例えば耐水圧10,00ミリがどういうものかというと、レインウェアの生地に1㎝角の筒を立ててその中に水を入れた時に、10,000ミリ(10㎝)の高さまで水を入れても大丈夫ということです。
一般的な基準としては以下のようになります。
- 20,000ミリ・・・嵐のような豪雨
- 10,000ミリ・・・強い雨
- 2,000ミリ・・・一般的な雨
- 300ミリ・・・小雨
この結果からすると、釣りに行く時だと10,000ミリくらいあれば比較的大丈夫だと言えます。
透湿度
これは衣類の内側にある水滴にはなっていない蒸気をどれだけ外に出せるかを表しています。
基準としては、生地1平方メートルに対して、24時間で何グラムの水分を外に出したかの数値になります。
例えば透湿度が10,00g/1㎡/24Hで考えると、24時間で1平方メートルの生地のところを10,000g(10㎏)の汗の水蒸気を外に出せるということになります。
一般的な汗をかく量としては以下のようになります。
- 約1,000g・・・ランニングなどの激しい運動を1時間続けた状態
- 約500g・・・歩くなど軽めの運動を1時間続けた状態
- 約50g・・・何もせずにじっとしている状態を1時間続けた場合
透湿性の目安としては、蒸れにくい状態でいれるのが5,000g以上は必要最低限で、理想的なのは8,000g以上とされています。ただ釣りはそこまで激しく動くことも少ないので5,000gあれば十分といえます。
夏におすすめの釣り用雨具
それでは耐水圧・透湿性を理解したところでおすすめの釣り用雨具を紹介していきたいと思います。
この2つの基準を満たしているだけでなく大きく超えてくるものがあるのですが、ほとんどが【ゴアテックス】という素材の物になります。このゴアテックス素材は値段は高いのですが耐水圧45,000ミリ・透湿度13,500という驚異の数値を持っています。
高くても良いから本当に良いものが欲しいって方にはゴアテックス素材のものをおすすめします。
●ダイワ(Daiwa)DR-3108 レインマックス ハイパー コンビアップレインスーツ 20,000円前後
磯釣りの実践モデルで、全体的にハイスペックなレインウェア。
耐水圧20,000ミリ、透湿度8,000gという数値を誇り、防護性が高いコンビアップファスナー付き。
ポケットは止水ファスナーで、袖口は二重袖口仕様。
値段を安く抑えたい方には、半分くらいのスペックで値段も半額くらいで買えるレインマックスもおすすめ。
●ミズノ ベルグテックEX ストームセイバーV レインスーツ 10,000円前後
耐水圧30,000ミリ、透湿度16,000gという高いスペックを誇り、100回洗っても大丈夫という100洗耐久撥水加工のレインウェア。値段も1万円前後と、スペックに対して手に取りやすい価格になっています。
●弘進ゴム レボルブ 軽量ストレッチ 透湿防水レインスーツ RV-820 5,000円前後
耐水圧10,000ミリ、透湿度8,000gという高い数値で、コスパがとてもいいレインウェア。
ストレッチ素材で着心地も抜群。上下から開け閉めができるダブルファスナーで、止水ファスナー付きなのも使いやすいです。親指穴を通せば手の甲までカバーできるのも特徴です。
●ワークマン 透湿レインスーツSTRETCH 4,900円
耐水圧10,000ミリ、透湿度5,000の必要最低限スペックを持ち、釣り人やライダーの評価が高く実用性を兼ね備えたレインウェア。ストレッチ素材で動きやすさは抜群。
以上がおすすめの釣り用雨具になります。
しょっちゅう釣りに行く方はダイワやミズノをおすすめしますが、たまにしか行かない方は個人的には機能面、コスパも考えると【弘進ゴム レボルブ】が最強で、1枚持ってても良い釣り用雨具だと思います。
まとめ
雨が降ってしまっても釣りを楽しめる、夏におすすめの釣り用雨具について書いてきましたが、自分のニーズに合った釣り用雨具は見つかりましたか?
せっかくの楽しい釣りの時間も、ちゃんとした釣り用雨具を着ていないせいで楽しめなくなってしまうこともあると思います。
釣りに行く予定日が晴れていても雨が降ってしまっても楽しめるように、自分のニーズに合わせた釣り用雨具を準備しておきましょう。
夏の暑い雨の日でも、ぜひ釣りを楽しんでくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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