こんにちは!@Tanojobライターチームです!
キャンプファイヤーのスタンツとは、キャンプファイヤー中に行う「ゲーム」や「ダンス」「寸劇」「歌」などの出し物です。キャンプファイヤーをいかに盛り上げるかはスタンツにかかっているといっても過言ではありません。
- でもスタンツってやったことないよ~
- 皆どんな事をやっているのかな?
- キャンプファイヤーが盛り上がらなかったらどうしよう
などなど、色んな悩みや不安がありますよね。
今回はキャンプ指導員としてキャンプファイヤーの企画・運営をしてきた筆者の経験から、キャンプファイヤーの進行が初めてでも盛り上がりやすいスタンツをご紹介します!
スタンツは”静”と”動”のバランスが重要!
[keikou]神秘的な時間の共有や炎を見つめてゆったりした時間を作る「静」のスタンツ。たくさん動いて、大声出して、大笑いする「動」のスタンツ。この二つを、プログラムを組むときに意識するとキャンプファイヤーの成功につながります。[/keikou]
導入は「静」でみんなをひきつけ、中盤に「動」を意識してどんどん盛り上げて、最後はしっとり「静」で終わる。この流れが基本となります。
今回はこの順番でおすすめのスタンツをご紹介します。
特別な時間へと導く寸劇”火の神”
キャンプファイヤーのスタートとしてよく行われる寸劇があります。それは「火の神」の登場です。
[keikou]火の神が火のついたトーチを持ち、神聖な雰囲気で入場すると、キャンプファイヤーという非日常の異空間へ参加者を自然に誘います。まだ盛り上がる前のこの時間は「静」のスタンツが有効です。[/keikou]
火の神役は、天狗のお面を付け、白装束(使い古したシーツなどを再利用すると安上がりです)を身にまとい、地下足袋もしくはわらじを履くと神々しくなります。火の神のおつきとして、司(つかさと読みます)を従えると雰囲気がでます。司は狐のお面をかぶって火の神同様、白装束を身にまとうとそれっぽくなります。
火の神がキャンプファイヤーに火を入れるとキャンプファイヤーがはじまりますので、雰囲気づくりとしてスタートに「火の神」の寸劇がおすすめです。
それでは具体的な流れをご紹介します。
火の神の具体的な流れ
- 参加者はキャンプファイヤーの木組みを中心に円になる。
- 参加者が静かになったところで、火のついたトーチを持って火の神が入場する(司がいる場合は火の神の使いとして一緒に入場する)。
- 火の神(と司)は参加者の前を一周歩き、正面についたら参加者のほうを向く。場合によってはここで参加者に一言格言のようなことを述べてもよい。
- キャンプファイヤーの木組みに着火する。
- 火の神(と司)が退場する。
火の神(と司)は神秘的かつ堂々と演じることが大切です。凛とした雰囲気でキャンプファイヤーをより神秘的なイベントにしてくれます。
それではお次はキャンプファイヤーで盛り上がるゲームについてお話していきますね!
スタンツで盛り上がるゲームとは?
キャンプファイヤーの参加者が子どもたちなら、一番盛り上がるスタンツはゲームです。
キャンプファイヤーという非日常感いっぱいの空間はそれだけで子どもたちの気分が高揚しますので、なるべくシンプルでわかりやすいゲームが盛り上がります。
また、せっかくの野外なので大声を出して発散できるゲームがおすすめです。それでは、ゲームを2つご紹介します!
もうじゅう狩りへ行こうよ!
「もうじゅう狩りへいこうよ!」という大きな掛け声を出しながらリズミカルに進むスタンツです。みんなで一緒にリズムに合わせて声を出せば、自然と盛り上がるのでスタンツ初心者にもおすすめです。
もうじゅうにがりにいこうよのやり方
リーダーに続いてメンバー(リーダー以外の参加者)が繰り返します。※は動き
(リーダー)もうじゅう狩りへいこうよ (メンバー)もうじゅう狩りへいこうよ
※肩幅に足を開き中腰になり、膝を両手で叩きながら(メンバーは動きを真似る)
(リーダー)もうじゅう狩りへいこうよ (メンバー)もうじゅう狩りへいこうよ
(リーダー)鉄砲だってもってるし (メンバー)鉄砲だってもってるし
※鉄砲を打つようなジェスチャー(メンバーは動きを真似る)
(リーダー)槍だってもってるもん (メンバー)槍だってもってるもん
※槍を投げるようなジェスチャー(メンバーは動きを真似る)
(リーダー)あ! (メンバー)あ!
※遠くを指さすポーズ(メンバーは動きを真似る)
(リーダー)ら・い・お・ん(メンバー)ら・い・お・ん
※メンバーは「らいおん」の文字数である4人でグループをつくり、グループができたらその場に座る
この流れが基本です。「鉄砲だってもってるし」のところを変えて「手裏剣だってもってるし」や「爆弾だってもってるし」など、猛獣を倒すためのいろいろな武器にアレンジすると楽しいです。
例のような「らいおん」ですと4人組をつくるので簡単ですが、文字数の多い動物(例えば、ガラパゴスオオウミガメは11文字!11人組を作るのは結構大変ですね)にすると難易度があがって盛り上がります。次のスタンツに向けて○人組を作りたいときにも重宝するスタンツです。
じゃんけん列車
じゃんけんをして勝った人の後ろに負けた人が連なり列車をつくります。最初は短いじゃんけん列車も何回も繰り返すと長い長~い列車になります。
最後の2本の列車の対決はまさに頂上決戦です!人数が多いほど盛り上げるじゃんけんのスタンツです。
じゃんけん列車のやり方
歌に合わせて歩き回りながらじゃんけんをする相手を見つけます。
♪じゃんけん列車のうた(10人のインディアンの曲にのせて)
ゴーゴーゴーゴーじゃんけん列車 なーがく、ながーく、なーがくなーれ
ゴーゴーゴーゴーじゃんけん列車 さあ、相手はきみだ! じゃんけんぽん!
「ゴーゴーゴーゴーじゃんけん列車~」でじゃんけんの相手を見つけて歩きます。
「さあ、相手はきみだ!」でじゃんけんの相手を決め、いざ勝負!負けたら勝ったお友達の後ろに連なって列車になります。最後長い1本の列車になるまで続けます。
更にキャンプファイヤーを盛り上げるダンスをしよう!
ゲームで場の雰囲気が盛り上がったら、おすすめなのがダンスです。
キャンプファイヤーも盛り上がりのピークですので「動」のスタンツです。その時の流行を踏まえてキャッチーなものが好まれます。筆者のおすすめはAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」です。ゆったりしたテンポでダンスが苦手な方もすぐにまねできます。
最後の締めに皆で歌おう!
絞めのスタンツにぴったりなのが、ずばり「歌」です。最後はなるべく動きの少ない「静」のスタンツがおすすめです。童謡では「遠き山に日は落ちて」、ポップスではゆずさんの「また会える日まで」などぴったりです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
キャンプファイヤーのプログラムを組むのに重要なスタンツ。今回ご紹介したのはほんの一例です。
スタンツの「静」と「動」を意識するとメリハリのある楽しいキャンファイヤーになりますよ。ぜひいろんなスタンツを組み合わせて、思い出に残るキャンプファイヤーにしてくださいね!
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