こんにちは!楽しいを仕事にする為に日々奮闘する、りょーや(Twitter/@Tanojob)が編集長のTanojobです!
釣りに行く際に持っていくアイテムの必需品であるバッカン。
そんなバッカンなんですが釣りに持っていくと、目的地に向かう途中で何故か荷物の下の地面が濡れている、もしくは車のトランクが濡れていたなんて経験ありませんか~?
そんなときの原因は、大抵バッカンからの漏れがほとんどです。
しかもバッカンから漏れてしまった液体って、オキアミの汁だったり、何かしらの餌の液体なので、周りに悪臭を放ってしまい、大惨事になってしまいますよね。
これから釣りを楽しもうと思っているのに、もしそんな惨事が起きてしまったらテンションもかなりさがってしまいます。
そこで今回はバッカンからの水漏れを直す方法と、直すために必要な道具などを紹介していきたいと思います。
バッカンとは
バッカンとは、釣りに使う道具を入れたり、餌を入れたりするのに使う、やわらかな素材のボックスコンテナのことを言います。固い素材のバケツやボックスコンテナなどとは違い、どれを選ぶかによってさまざまな用途に使用することが出来ます。
大抵は、磯釣りの際に冷凍のアミエビと粉の餌を混ぜたりするのに使用したりすることが多かったのですが、最近ではタックルを収納するためのケースとして使用されています。
それにより、シンプルなボックスコンテナタイプが主流だったバッカンですが、たくさんのメーカーからデザイン性のあるお洒落なバッカンが販売されるようになりました。
そんなバッカンですが磯釣りで使うことが多いので、波がかかって濡れても平気なように、表面は防水加工になっています。
他にも特徴としては
- エサを混ぜたりすることができるように、内側に水を溜めることが出来る場所がある
- 内側にしっかりとした骨組みがあるので、自立させることができる
- やわらかな樹脂系の素材を使用しているので、蓋などは丸める事ができる
- 内側は汚れても簡単に洗えるように水洗いしやすいような加工がされている
- 樹脂系の素材を使用しているので軽くて丈夫
などが挙げられます。
これだけの特徴を備えているので、ほとんどの釣りで使いやすく、活躍してくれること間違いなしの持っていくべき大事なアイテムのひとつになります。
バッカンの水漏れの原因
そんな素敵な特徴だらけのバッカンですが、一番の大敵は水漏れです。
では何故に水漏れをしてしまうかというと、大抵の原因はバッカンの底角の部分にあります。バッカンの底角って普通に使っているつもりでも、実際にはかなりダメージを受け続けているんです。
釣りをする際のフィールドの環境によりますが、大体の場合バッカンを置く場所は、ゴツゴツした石や岩の上だったり、船釣りであれば滑り防止の床でザラザラしていたりなど、滑らかな場所において釣りをする事の方が少ないと思います。
そんな場所に置き続けていると、底の部分が擦り減って穴が開いてしまったり、岩や石などにぶつかった時に接着部分が剥がれてしまったりしてしまうんです。
それ以外の壊れる原因としては
- 先の鋭く尖ったものをそのまま収納して内側から穴があいてしまう
- バケツのように使用した際に、水を入れすぎてしまい、重さで取っ手部分が破損してしまう
などが挙げられます。
水を入れすぎて取っ手が破損してしまうのは、ちょっと注意すればすぐに直すことができると思いますが、問題は鋭いものを収納する時です。
先が鋭く尖ったものと言っても、さすがにナイフなどはケースに入れますよね。でもちょっとした針やルアーなどでも、気づかないうちに穴が空いてしまうこともあります。
なので、穴があいてしまうような要因になりそうなものはしっかりとケースにしまうようにしましょう。
でもそれに気を付けるようにして釣りを楽しめるかというとなかなか難しいですよね。
なので、傷つくのはしょうがないと諦め、使う前や使った後にダメージで水漏れしていないかをチェックするようにしましょう。
バッカンを修理する方法と必要な道具
ではこれからバッカンにあいてしまった穴を修理して水漏れを直す方法と道具を紹介していきたいと思います。
水漏れはどこに穴があいてしまったかにもよりますが、大抵が底部分のゴム素材の部分であることが大半です。
すぐに直してあげないとゴムの部分はダメージを受け続けて劣化してしまい、ひび割れてきてしまう可能性もあります。水漏れを発見したらすぐに修理してあげるようにしましょう。
それではバッカンの修理方法を紹介していきたいと思います。
●水漏れを直す方法①【釣快適 ボンド釣り用補修テープ】
こちらの商品は、たくさんの種類の接着剤を販売しているコニシから発売されているもので、フィッシングブーツなどを補修するために作られた片面粘着テープになります。
粘着力抜群のテープで、透明なので仕上がりも綺麗で黄変もしにくい。
使い方は貼るだけの簡単補修で、凹凸面や曲面でもすごくなじみます。
テープ自体は耐水性・耐熱性・耐寒性・耐候性なども備えているので、あらゆるシーンで使えると思います。
●水漏れを直す方法②【半田ごて】
もう一つの修理方法でおすすめなのが【半田ごて】です。
個人的な経験として、良くあるボンドやアロンアルフア、コーティング剤などを使用して内側から穴埋めした時って、その時は良いんですけど、しばらくすると、いつのまにかまた水が漏れていたりするんですよね。
そうならないように確実なのは、ゴム自体を溶かして穴を埋める方法です。
使い方というか、修理の方法は、穴の開いた底角のゴム部分を軽くなでつけるようにしながら熱を加えて、ゴムを溶かして穴を埋めていきます。
注意点としては、側面だったり底面のゴムが薄いところには当てないことです。ゴムが薄い部分は、熱を加えると縮んで穴が開きかねません。
なので、薄い部分を避けて、穴の空いているであろう部分を中心に全体をなでつけるようにしてあげれば完成です。
どちらの方法にしても、修理後は一応水を入れて1時間くらいは時間をおいて、水が漏れないかきちんとチェックしてから使用しましょう。
まとめ
今回はバッカンを修理する方法として、水漏れを直す方法と、それに使用する道具を紹介しましたが参考になりましたでしょうか?
バッカンにはオキアミなどのエサを入れることが多いと思いますので、もし車などで漏れてしまうと、臭いが取れず、かなりの臭さを我慢しなければならない状態に陥ってしまいます。
穴の空いてしまったバッカンは、本当は買い替えた方が良いかもしれませんが、愛着があったり、使い勝手が良かったりで、なかなか捨てる気にはなれませんよね。
なので、また水が漏れてくることがないように、直すならきちんと直して、大切に使ってあげましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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