真夏の暑い時期にキャンプをしようものなら、保冷剤は必須アイテムです。食料を腐らせてしまうことになるので、もっていかない人はまずいないでしょう。しかし、1泊2日であれば保冷剤がどの程度必要かは分かると思いますが、2泊3日だと保冷剤がいくつ必要か分からなくなってしまいますよね。
保冷剤がどの程度あれば困らないのか分からない人のためにはっきりさせていきます。また、意外とクーラーボックス選びも重要なのでどのような違いがあるのか一緒に確認しましょう。
夏であれば保冷剤は必須!
夏場に限らず春や秋でもキャンプへ行くのであれば保冷剤は必要です。新鮮な食材を保つため、飲み物を冷やしておくためなどと特に食料関係において重要です。腐った食材を調理して食べる事なんてしたくありませんよね。
保冷剤と言っても、全てが同じ能力を発揮するわけではありません。保冷剤1つで数時間以上冷やすことが可能なものや、複数で保冷性能を飛躍的に上昇するものと様々です。
保冷剤を冷凍庫に置いて完全に凍るまでの時間が短いものがアウトドアに向いている保冷剤と言われています。すぐに凍らせることができれば、また同じ保冷剤を活用できるためです。また、保冷持続時間が長いものもアウトドアにとってはかなりありがたいですよ。
新鮮でおいしい食材を使用するためにもキャンプへ行く際は必ず保冷剤を持っていくべきです。
保冷剤はいくつ必要?
保冷剤をいくつ持っていくかどうか悩むところですが、保冷剤と言っても種類によって特徴が異なります。保冷時間が長いもの、再冷凍時間が短いものを重視して保冷剤を選んで下さい。では保冷剤をいくつ持っていくべきかの目安は以下になります。
1泊2日の保冷剤
人数にもよりますが、1人か2人でキャンプへ行くのであれば16Lの保冷剤をクーラーボックスに1つ入れていくだけで十分足ります。心配であれば2つ入れておけば間違いありません。小さい保冷剤しかない場合はクーラーボックスに入るだけ入れていきましょう。
2泊3日の保冷剤
1泊目に使用した保冷剤と倍の数を持っていくと問題ありませんが、そんなに用意できないという人はペットボトルを使用することをおすすめします。
1泊目を16Lの保冷剤、2日目を2Lのペットボトルを2本用意するだけで問題なく過ごすことが可能です。凍らせたペットボトルをタオルでぐるぐる巻きにしてクーラーボックスへ入れておくと、2日目に取り出した時ほとんど溶けていない状態になっていますよ。
刺身など保冷に気をつけておかなければいけない食材がある場合でも心配は無用です。
クーラーボックス選びも大事!
保冷剤に目が行きがちですが、クーラーボックスの能力によって保冷できる時間も変わるのです。同じ容量のクーラーボックスで、安いからと言って安直に選んでしまうと後悔してしまいますよ。
クーラーボックスにも様々な種類のものがあり、同じ容量でも価格が大きく異なるものがあります。価格の通り、高いクーラーボックスほど保冷する能力が高くなっていきます。保冷力の違い以下によるもので異なります。
- 断熱材の種類
- クーラーボックスの構造
安いクーラーボックスで使用されている断熱材は発泡スチロールが基本的に使用されています。一般的なアウトドア向けのクーラーボックスは発泡ウレタンが使用されていますので、断熱材によって保冷力が変わるのです。
発泡スチロール断熱材が用いられたクーラーボックスは構造的に保冷力が弱いものが多いため、キャンプで連泊することには向いていません。特に夏場であればアウトドア用のクーラーボックスを選べば間違いありません。
まとめ
2泊3日のキャンプを乗り過ごすのであれば、16Lの保冷剤に加えて、凍らせた2Lのペットボトルを持っていけば余裕で乗り切ることができます。ペットボトルをタオルで包んで温度を逃がさないようにすることも大事です。
保冷剤に目を向けがちですが、クーラーボックスもできればいいものを選びましょう。断熱性が高ければよりキンキンに冷やすことができるので連泊しても安心できますよ。
コメント