キャンピングカーの年間維持費はいくら?8ナンバーのメリットも解説

維持費

こんにちは!@Tanojobライターチームです!

 

いつかはキャンピングカーに乗りたいなあ!そうみなさんも思っていません?

  • あこがれのキャンピングカー。
  • 退職したら日本一周、いや世界一周にチャレンジだぜえ!

そんな夢を描いていらっしゃる方は多いんじゃないでしょうか。

ところが、その一方で「キャンピングカーの年間維持費ってどれ位かかるの?」「私にも払っていけるのかしら?」とか、よくよく見たら、「この車ってなんでナンバーが「8」なの!?」というような不安にさいなまれた末

 

  • 「一体これは何?」
  • 「誰にその答えを聞けばいいの?」

とみんな思いますよねぇ。

いえいえみなさんご安心下さい。皆様の素朴な疑問は私が解決いたしましょう。(お任せあれ!)
というわけで、これからキャンピングカーの年間維持費や「8ナンバー」のメリットについて順番に解説していきますね。どうか最後までおつきあい下さい。

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目次

キャンピングカーの年間維持費はいくら?

まず、キャンピングカーの年間維持費についてご説明しましょう。

結論から申しますと、私が乗っているグランドハイエースで言うと、確か購入した初年度の税金は約21万円でした。加えて言うと、この金額の中にその2年後に待ち受けていた車検代は全く含まれていません。

[keikou]え?税金てそんなにかかるんだ?[/keikou]

そうがっかりされることとは存じますが、残念ながらキャンピングカーといえ道路を走る立派な車なんです。だから、普通車と同様に次の三つの税金がかかります。

 

  1. 自動車取得税(キャンピングカーを購入した時にかかる税金。普通車と全く同じです。
  2. 自動車税(車種や排気量によって決まっています)
  3. 自動車重量税(車両の重量とエコカー減免を受けているかいないかで違います)

この三つがキャンピングカーを購入した時に支払わなくてはならない税金です。
それではまず「自動車取得税」についてご説明します。

 

自動車取得税とは

キャンピングカー
キャンピングカーを購入した時にかかる税金です。新車価格を基準に税率が決まっているので、普通車もキャンピングカーも同じです。参考までに計算方法は次の通りです。

  • 新車価格×0.9+オプション等付帯設備の価格=取得価格
  • 取得価格×0.03=自動車取得税

ではお次は自動車税についてお話していきます。

 

自動車税とは

自動車税は車を使用する目的や方法、または都道府県によっても違います。8ナンバーのキャンピングカーの自動車税も総排気量によって金額が変わります。

因みに普通車との金額の差は、排気量によって約6,000円から18,000円位の差があり、6L超えの車だと普通車の方が約22,000円も高くなっています。

自動車重量税とは

自動車重量税とは車検の時に納める税金です。車両重量の区分とエコカー減免が適用されているかどうかで重量税が決まっています。重量区分の分け方も違っています。

普通車が1トン・1.5トン・2トン・2.5トン…と小刻みに区分があるのに対して、キャンピングカーはざっくり1トン以下・2トンまで・3トンまで…とおおまかな車種や重量によって区分けされています。

普通車と比べると1トン車で12,600円、3トン車で約37,800円も8ナンバーのキャンピングカーが安くなっています。

この三つの税金が、どうしてもキャンピングカーを購入・維持するのに必要になってきます

 

思ったより高いんじゃないって?でもごめんなさい。実はこれ以外にも年間維持費として「自動車保険」という費用もかかってしまうんですよね。

それでは次の章で自動車保険について詳しくご説明します。

 

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キャンピングカーの自動車保険て?

キャンピングカー
ご存じの通り、自動車保険には「自賠責保険」と「任意保険」があります。

このうち自賠責保険は別名「強制保険」とも呼ばれる「憎っくき?」ではなくて「必ず加入しなければならない保険」なので、みなさんも忘れずに入りましょう。

まず、キャンピングカーの自賠責保険の料金についてご説明します。

 自賠責保険

キャンピングカーなど8ナンバーの車は「特殊用途車」と呼ばれています。

特殊用途車の自賠責保険は、車種(霊柩車や教習用自動車なども特殊用途車)によって5区分があり契約期間によっても金額が違います。

 

例えば、8ナンバーのキャンピングカーは「その他三輪以上の自動車」に該当し、24ヶ月で30,210円(軽キャンパーは15,600円)です。

方、一般の自家用車は、普通車と軽自動車の2区分に分けられています。24ヶ月で25,830円(軽キャンパーは25,070円)なので、普通車と比べると8ナンバーのキャンピングカーの方が4,380円も高くなっています。

 

自賠責保険は、キャンピングカーの方が少しだけ高いのはお分かりいただけましたでしょうか?

次の章では「任意保険」について解説いたします。

キャンピングカーの任意保険とは?

任意保険は強制ではありませんが、必ず加入してほしい保険です。それにできれば車両保険も。そうでないと後で必ず後悔します。(後悔している私が言っているのだから間違いありません。)

任意保険は各損害保険会社の商品の種類によってもかなり金額や内容が違います。

また、キャンピングカーは普通車と同様に年齢や等級、補償内容で金額が変わるので一概には言えません。

ただし、次の3点にだけは気をつけて下さい。

  1. 保険料の安いいわゆる「ダイレクト型」と呼ばれている一部の任意保険には加入できません。(その代わりキャンピングカーや福祉車両だけを対象とした任意保険もありますのでご安心を。)
  2. 特殊な車なので、「車両保険」の設定ができない場合があります。(普通車に比べ破損する危険が高く、その危険性も予測できないことが主な理由です。)
  3. 最近流行の低費用の「インターネット契約」ができない(車検証の型式欄にもしや「改」と記載されていませんか?そのキャンピングカーはインターネット割引が効かず、実質1万円以上高くつきますよ。)

 

キャンピングカーの任意保険には色々と制約があることおわかりいただけましたか?
因みに、車両保険に入るのを忘れると痛いですよぉー。

納車1週間で10万円もするポルト6のオーニング。台風に吹き飛ばされ泣いていたのは、何を隠そうこの私です。エッヘン!

任意保険についてお分かりいただけましたか?

それでは税金や保険料以外に必要な「メンテナンス費用」について、次の章でご説明いたします。

 

キャンピングカーのメンテナンス費用

あこがれのキャンピングカーを手に入れても、それだけで油断してはいけません。そうです。日々のメンテナンスを怠ると、後々大変めんどうな事態を招きます。

まず、購入したキャンピングカーの状態によってもメンテナンスにかかる費用は変わってきます。キャンピングカーを新車で納車し、屋根付き扉付きの車庫にしまっておくなら、外装に関しては数年間心配要りません。

ところが、野ざらしでしかも舗装されていない地面や草っ原に置いたキャンピングカーなら話は別です。

特に中古で手に入れたキャンピングカーであれば尚更です。

ベースの車体は元々頑丈に作られているので、新車ならばそうそう心配する必要はありません。メンテ費もかからないで済みます。その代わり中古を買った場合、次の3点はとりわけ注意してメンテナンスをしましょう。

  • 窓のゴムパッキン…劣化しやすく、雨漏りしやすい?修理には思ったより費用がかかります。
  • 水回りに使われているホース類…痛むといつのまにか床が濡れています。使用頻度に応じて劣化します。
  • サブバッテリー…2年から3年が交換の目安です。代金は1万円後半から5万円位。幅がかなりあります。

サブバッテリーは年間の使用頻度によっても寿命が違ってきます。運良く持てば5年間も長持ちしたという話は時々耳にします。けれどそうした例は稀です。私も2年目に5万円払って交換しました。(高過ぎ!!)

 

キャンピングカーを維持するには、これ以外にも駐車料金やガソリン代、高速料金など別途必要です。中でもトレーラーのオーナーになると、駐車代は2倍・高速料金は中型扱いになるので少しだけ覚悟して下さいね!

 

キャンピングカーの年間にかかる税金やメンテナンス費用など諸経費についてお話ししましたが、それじゃ結局8ナンバーのメリットって何?というその疑問が湧きますよね?その答えは次の章でご説明します。

8ナンバーのメリットは?

結論から申しますと、残念ながら現在8ナンバーのメリットはほとんどありません。正確には無くなってしまったのです。

それでも、あえて8ナンバーのメリットをあげるとすれば次の通りです。

  • 自動車税が普通自動車に比べて約2割安い。
  • 重量税も普通車に比べれば実際に安い。3トン車だと普通車より37,800円も安い。

 

えー?なーんだ、メリットは無くなったって言ったけど、良いことずくめじゃあーりませんか?とお思いでしょう。

けれど、これを見て安心してはいけません。

8ナンバーには前にもお話しした通り、次のようなデメリットもあるのです。

 

  • 任意保険に関して選択肢が少ない。インターネット割引が適用されず、実質保険料は1万以上も高い。
  • 車検の代行手数料を、普通車よりも1万円以上も高く吹っかけられる(あ!言い方悪くてすみません)。
  • 8ナンバーを含めたキャンピングカーは総重量が重いので、思いの他?燃費が悪い!因みに3.5LのV6グランドハイエースでは、リッター8㎞走れば良いと思って下さい。(ガソリンさん。お願いだから早く値が下がってね!)

 

こうした訳で、2001年に税制が改正されて以来8ナンバーのメリットはほぼなくなってしまいました。ただし、普通車は一定の構造要件さえあれば8ナンバーの取得がいつでも可能です。

けれど、経費を節減するためだけに8ナンバーを取得することはおすすめしません。8ナンバーにするための改造費や手続き費用は馬鹿になりませんよ!

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まとめ

いかがでしたか?

キャンピングカーの年間維持費や8ナンバーのメリットについて、ご理解いただけましたでしょうか?

 

実のところ、以前8ナンバーは今とは比べものにならないほど優遇されていました。ところが、一部の悪質なユーザーによる税金逃れの違法改造が後を絶たなかったのです。

そのため2001年以降法律が改正され規制も厳格化し、8ナンバーの優遇措置がほとんどなくなってしまったのです。

いやー残念無念。もっと早く生まれていたならその恩恵にあずかれたのに。悔しい!!なんて、がっかりしないで下さい。

だって、キャンピングカーに乗るのって、それとは比較にならないすばらしい感動があるじゃないですか。

だから、少々の?年間維持費なんて毎月のお小遣いから何とかやりくりしましょうよ。

 

そして、これからもかけがえのないキャンピングカーライフ、一緒にエンジョイして行きませんか?

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以上お読みいただきありがとうございました!

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