DIYアドバイザーとは何?合格率は?就職に有利?メリット・デメリットを解説

DIY

こんにちは!@Tanojobライターチームです!

 

世間で以前よりも普及・人気となってきたDIY(ドゥ・イット・ユアセルフ)ですが、実は昔から日本国内にはDIYアドバイザー資格試験というものが存在します。

  • どうやってDIYアドバイザーになるの?
  • DIYアドバイザーのメリットは?
  • 就職に有利に働く?

などなど…DIYアドバイザーとは一体何なのか、そのメリット・デメリットも紹介します。それではどうぞ!

 

目次

DIYアドバイザー資格試験に合格した人

DIYアドバイザーとはDIYアドバイザー資格試験に合格した人を示す名称です。一般社団法人日本DIY(ドゥ・イット・ユアセルフ)協会が実施している資格試験で、この資格試験は一次試験及び二次試験の2つから構成されており、本格的な資格試験としてその存在を示しています。一次試験及び二次試験に合格した受験者だけがDIYアドバイザーとしての資格を取得することができるのです。

 

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DIYアドバイザーの歴史

近年日本国内でも以前より広まりつつあるDIYですが、DIYアドバイザーが誕生したのは今から35年前の1983年(昭和58年)まで遡ります。

1983年から始められたDIYアドバイザー資格試験は35年経った今でも続けられていて、平成29年度の受験者数は一次試験の受験者で1,479名(うち一次試験免除者は258名)です。

 

例えば、貿易実務検定C級の受験申込者数は、平成10年3月から平成30年7月にかけて行われた74回の試験において146,295名となっていて、1回の受験申込者数平均値はDIYアドバイザーの受験者数よりも多くなっています。分野の異なる資格試験ですが、このことからDIYアドバイザー資格試験が世間で特に知られている有名な資格試験であるということは難しいです。

 

[keikou]しかし、35年間続いているという点においては非常に評価すべきで、35年前からDIYに関する先見の目を持っていたと今では評価されるべきでしょう。[/keikou]

 

DIYアドバイザーに求められる役割とは

 

DIYアドバイザーに求められる役割として期待されることは日本国内におけるDIY文化普及のサポートと言えるでしょう。

 

DIY、つまり分野を問わずに自分自身で作業・組み立てを行う人々は年々、確実に増加しています。その背景には安く購入できる工具が表れたことや、インターネットの普及による作業方法の習得の容易化、そして自分でできることないしはできなくても自分でしたい場合でも自分でやり方を調べることで作業を進行させて作業工賃の節約、そういった要因が考えられるのです。

 

しかし、工具を揃えても正しいやり方がわからない、またはDIYを始めたいけれど何を用意すればよいのかわからない、そのような方もいらっしゃるはず。そのような方々やより良い方法があるにもかかわらずそれに気が付けていない方たちのサポートをするためにDIYアドバイザーの正確な知識・技術・経験が求められているのです。

DIYアドバイザーになるメリット

stevepb / Pixabay

DIYアドバイザー資格試験に合格してDIYアドバイザーの資格を持つメリットを挙げるとすれば、自身が説明するDIYに関する知識や経験の説得力を裏付けることができるという点です。

 

この資格を持っていることで開業することができるというようなものではないのですが、DIYアドバイザーという肩書を持っている方がDIYセミナーやカルチャースクールなるものを始める際にこの資格は能力の証明という役割を果たしてくれるので便利です。

 

どのようなものでも自分自身で何でも作ってしまう方は存在します。しかし、自分自身で作れることと、DIYで作るだけでなく苦手な方や始めた手の方々、さらには中堅どころの方にわかりやすい説明やアドバイスをすることはDIYとして勉強を重ねたDIYアドバイザーだからこそなせる技なのです。

 

DIY作業で工具を使う、材料を加工するといったことが苦手な方でもDIYをある程度できるようになって生活をより充実させることができるようになる、そのためにはDIYアドバイザーの活躍が重要なカギを握るでしょう。

DIYアドバイザーになるデメリット

 

DIYアドバイザー資格試験に合格してDIYアドバイザーになることに関してはデメリットなどありません。資格ですから取得していれば分野によっては評価される可能性があるからです。

 

一つ挙げるのであれば、1年を通じて試験が1度しか行われないこと、そして試験対策教材・願書などを購入すると10,000円以上の費用が発生すること、そもそも受験料が税込14,040円と高く、合格した場合には登録料税込14,040円、そして一次試験合格後には実技研修費用税込16,200円、ざっくり55,000円くらいかかることです。

金額を把握すると、気軽に受験できる資格ではないことがよくわかります。この敷居の高さはデメリットと言えるでしょう。

 

DIYアドバイザーに有利な職種

 

DIYアドバイザーに有利な職種はホームセンターの社員や工具メーカー、そしてカルチャースクールの講師などが挙げられます。

 

工具に関する問い合わせや実際に必要な工具・材料などの説明、そしてわかりやすい説明など、ユーザーに直接アドバイスできる環境で大活躍です。工具の知識・実技技術があれば工具メーカーでの就職でも一歩リードできるでしょう。

 

DIYアドバイザー資格試験の試験内容

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DIYアドバイザー資格試験は上述したように一次試験と二次試験で構成されています。

 

一次試験は学科試験で二次試験は実技・面接試験です。以下で詳しく紹介します。一次試験で課される学科試験では、住宅及び住宅設備機器に関する基礎知識、DIY用品・方法・関連法規、及びそれら以外のDIYに関する事項の知識が問われます。

 

[keikou]これらの試験対策方法としては、協会が発光している『DIYアドバイザーハンドブック』を購入して学習することです。一次試験の合格率は平成29年度で45.7%と協会が発表しています。[/keikou]

 

二次試験は実技試験となっていて、DIYに関する実技の能力とDIYユーザーからの相談内容を的確に理解・的確な助言をすることができるかどうかを評価されます。二次試験対策は『DIYアドバイザーハンドブック<技能編>』を参照することです。

 

試験内容を見てもわかるように、DIYアドバイザーになるためには知識・技能・指導という3分野の能力を獲得することが重要となります。

 

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まとめ

 

DIYアドバイザーになるためにはDIYアドバイザー資格試験に合格する必要がありますが、費用もかかれば手間もかかる、さらには合格率も4割を切っているなど、実は難しい資格試験です。

 

それでもDIYを極めたい・仕事に活かしたいと考えている方にとっては魅力的な資格試験ではないでしょうか。

 

是非DIYアドバイザーになって色んな方のDIYをサポートしてあげてくださいね!

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