こんにちは!@Tanojobライターチームです!
釣り上げた魚が食べれるのであれば当然美味しくいただきたい!でもめんどくさいのは嫌い…簡単に済ませたいし…特別な道具を揃えるほど魚釣りにはきっと出かけないと思う。
そんな事を思ったりしていませんか?それが簡単にできるのです!
[keikou]「ハサミ」で!![/keikou]
この記事では釣りの魚をハサミで血抜きする方法と鮮度を保つために必要な知識を書きます。漁師さんたちが網などで大漁に穫る魚は1匹づつ血抜きをしたりはしません。しかし生きた魚をすばやく正確に血抜きをすれば、スーパーで買ってくる魚とは一味違った新鮮さを味わえます。
是非この記事を参考に血抜きにチャレンジしてみてくださいね!
※注意※
釣りで釣れる魚には毒があったり歯の鋭い魚など危険な魚もたくさんいます。自分に確信がないときは触ることは避けて、即リリースしましょう。
血抜きとは?
血抜きとは魚の鮮度を保つために必要な行為です。
生きたままクーラーボックスなどに入れて持ち帰ってしまうと、魚にストレスを与えてしまい鮮度が落ちてせっかくの魚が美味しくなくなってしまうという事になりかねません。
なので釣り上げた魚はその場でしっかりと血抜きをしてあげることが重要なんですね!
ちなみに血抜きは 魚を締める などとも呼ばれていますので覚えておくといいでしょう。
それではお次は血抜きで揃えるものについて解説していきます。
血抜きに必要な揃えるものとは?
血抜きに必要なのはハサミはもちろんですが、その他にも必要な物があります。
ただ、釣りをやっている人だったら必ず使うようなベーシックなものなので、特に買い揃える必要も無いかと思います。揃えるものは下記の通りになります。
ハサミ
軍手・手ぬぐい
バッカン
クーラーボックス
保冷剤
新聞紙
ビニール袋
以上の物があるととてもスムーズに血抜きができるので是非揃えていきましょう!
それではお次はいよいよ血抜きの方法について解説していきます!
釣りの魚をハサミで血抜きする方法と鮮度を保つ6つのコツ
では血抜きの方法について解説していきますね!初心者でも1つづつ順序立ててやっていけば特段難しいことではアリませんので是非やっていきましょう!
血抜きのハサミはキッチンバサミにしよう
ズバリ!キッチンバサミです、よく見かける2つに離れるものがベストです。キッチンばさみは丈夫で大きいので魚の血抜きの作業をする上でとても便利なハサミです。100円均一などでも売っているものでも十分に活躍します。
ヌルヌル動く魚の血抜きは大変!軍手を使おう
もう一つ必要なのが軍手です。あのヌルヌルで「バチバチ」よく動く魚を抑えるには軍手があるととても便利です。タオルでも代用できます。釣り上げた魚を血抜きするにはどうしてもさかなに触らなくてはなりません。
ぬめりのある魚を素手で触るにはどうしても滑ってしまい作業がしにくいです。また魚のヒレはとがっているので思わぬケガを避けるためにもぜひ素手で触るのは避けたいです。
鮮度を保つ為に最初にする脳死とは?
まず生きたままの釣りたての魚を脳死させます、脳死とは魚の脳天をはさみで突く事でできます。
ブログやYouTubeなどでは魚の正面からおでこのあたりを突く説明のものがありますが、正面からはとても硬く、また魚を安定させることも出来ないです。ハサミで安全に確実に作業をするにはかなりのなれが必要になりますのでここでは違う方法を紹介します。
まず魚を横にして押さえて安定させます。そしてこめかみのあたりをハサミの先で突きます。コレだと魚の縦に押さたときよりも安定感は良くなり、ハサミでも十分に安全に処理をしやすいです。突いたあとにほんの少しハサミをねじって脳を破壊するようにするとさらに確実ですね!
エラの中の動脈を切ろう
脳を破壊して脳死した魚のエラの中にハサミを差し込んで動脈を切ります。両側のエラを切る必要はないですが、確実に血が出てくるように切ってください。
「パッ」と血が出てくるのでわかります。さらに尾びれの根元を骨に到達するまで切ります。この状態でもまだ魚の心臓はかすかに動いているはず「ごめんなさいお魚さん」なので、ゆっくりと血が抜けていきます。
そして血管を切断した魚は忘れずに水を入れたバッカンにつけておいてください。そのまま吊るして海の中に放り込んでおいても良いのですが、手軽さを考えるとバッカンを買って準備しておくとよいです。
[keikou]重要なのは、脳死した魚の動脈を切断して、”水につけておく”ということです。[/keikou]
魚の血を更に抜く方法とは?
前項の方法でも魚の血はほぼ抜けませが、もう少し時間がある場合にはもう1ステップ行います。
[keikou]それは水の中で魚の頭を下にして魚をよく振ることです。[/keikou]
こうすることで魚の血は一気に、しかもより完璧に近く抜けていきます。ほんの少しの手間ですが血抜きの効果を十分に引き出すためにもやっておきたい作業です。小ぶりな魚はあまり効果に差が出ませんが、30cm位を越えて大きな魚になってくれば水の中で魚を振るこのステップはぜひ飛ばさず行いたいです。
生食をするつもりでいればなおさら違いが明確になってくると思います。
鮮度を保つ持ち帰り方
ここまでで魚の血抜きは終わりです。
そして最後は釣った魚を鮮度を保ったまま家まで持ち帰る方法です、大切な点は2点。それは、なるべく魚に重さがかからないこと、氷が直接魚に接しないことです。
ここで使うのは保冷ボックスやクーラーなどの入れ物と冷却のために使う氷です。この部分も色々なブログやYouTubeなどでも紹介されています。
まずクーラーに氷と水を入れます。海水でも真水でも構いません、大事なことは魚を入れる前にしっかり水の温度をさあげておくことです。海水は思っているよりも案外温かいです、多めの氷を用意しましょう。そして魚を入れたあとも魚が氷まで届かないように水の量も多めに調整して入れてください。
この中に魚を入れます。血抜きされた魚を新聞紙などで包ビニールで密封して、できるだけ空気を抜きます。ジップロックなどのジッパー付きの袋が使い勝手がいいですね。そうして氷で十分に冷やされた水の中に入れて持ち帰ります。魚は水の中なのであまり魚自体の重さもかかりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
以上のことで釣れた魚はきちんと血抜きをされて鮮度を保ったままで、自宅のキッチンまでたどり着きます。
魚屋やスーパーで買ってきたものとの違いを是非試してみてください。血抜きや紙で包んでビニールに入れたりの作業は最初は面倒に思うかもしれませんが、こうして持ち帰った魚を一度食べればこの工程は省けなくなります。
まさに「味をしめる」ですね!是非チャレンジしてみてください!
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