今回は寒い時期に車中泊をしたいと考えている方のために車中泊の窓の防寒対策方法の紹介です。
- 窓の寒さ対策の断熱グッズはどんなものか
- 窓以外の防寒対策方法はどんなものがあるか
車中泊をする際には窓部分から入ってくる冷気対策をすることで大きな効果を得ることができます。窓部分の防寒対策をしても寒い場合には、それ以外の方法を試して補助的に傍観する補法がおすすめです。それでは様々な防寒対策を見ていきましょう。
窓の寒さ対策の断熱グッズ
次のようなグッズを使うと車中泊時の窓の防寒対策に効果的です。
- 断熱用パネル
- 銀マット
- マルチシェード
それではひとつずつ見ていきましょう。
① 断熱用パネル
車中泊時の窓の防寒対策グッズの王道と言えば断熱用パネルです。断熱用パネルとは断熱や遮光を目的として作られている材料の一種になります。
この断熱用パネルを利用して、窓から入ってくる冷気を遮断や、熱が逃げないようにして防寒対策をしようというのが狙いです。断熱用パネルでなくとも、断熱材であれば同じような効果を発揮することができるので問題ないでしょう。
問題は断熱用パネルをどのように使用するかということです。使い方の一例として、断熱用パネルだけを窓に取り付けるのではなく板や布などに接着させて使うことが良いでしょう。例えば、断熱材を貼りつけたプラダンを窓に固定する方法などがあります。
この場合、このプラダンを窓に貼りつけたままにすると運転時に障害が出ますので、簡単に取り外すことができるように仕組みにすることが必要です。
② 銀マット
車中泊の窓の防寒対策として使われることがあるグッズには銀マットもあります。銀マットと言えばキャンプを代表として各種アウトドア活動で重宝されるアイテムです。
テントで寝る時や野外で食事をするときなどに地面に敷くなどが主な使い方として知られていますが、この銀マットは車中泊での窓の防寒対策にも活用することができます。
銀マットを使った防寒対策は簡単で、車の窓部分に銀マットを被せれば完了です。被せる時に吸盤を使うなどしてうまく固定してあげましょう。
③ マルチシェード
マルチシェードというアイテムも車両の窓の防寒対策でよく登場するグッズのひとつです。マルチシェードはアルミ蒸着シートやキルティング生地から構成されるもので、断熱性や結露防止、車内の気温低下に貢献してくれます。
また、冬季の防寒対策だけではなく、夏場の車内の気温上昇対策や紫外線対策としてマルチシェードを使用することも可能です。
マルチシェードは各社外メーカーによって販売されています。各車両専用に設計されて販売されているものもありますので、購入する場合には所有する車両に適合するものを購入するようにすると良いでしょう。
窓部分の防寒対策以外に対策したい場合
車の中で優先的に防寒対策を施したい部分は窓ですが、上記のような窓の防寒対策以外にもすることができるその他の防寒対策もあります。例えば次のような対策です。
- 電子レンジ用の湯たんぽを使う
- 断熱材を使ったボディ全体の断熱
- 寝袋を使う
それではひとつずつ見ていきましょう。
① 電子レンジ用の湯たんぽを使う
電子レンジ用の湯たんぽを使うことは効果的な防寒対策のひとつです。電子レンジを使って温かい湯たんぽを用意することができます。
自宅で湯たんぽを使用する場合にはガスコンロやIHコンロで熱湯ないしはお湯を用意して湯たんぽに注げば問題ありませんが、車中泊時のような出先ではそのような環境を用意することは難しいです。
そこで、コンビニやスーパーなどでも用意されている電子レンジを使って湯たんぽを用意することができるようにするという方法になります。湯たんぽなら体を局部的に暖めることができるので、冷え性などの対策にも多少は役立ちます。
② 断熱材を使ったボディ全体の断熱
こちらは同じく先ほど紹介した断熱材を使った方法ですが、窓に使用するのではなくボディ全体に断熱材を使って断熱する方法です。ドアや天井の内張りを外して断熱材を置いてから内張りを再び取り付けると、室内の温度低下を防ぐことができます。
使用する断熱材にはグラスフールなどです。予算に合わせて素材を選択しましょう。
③ 寝袋を使う
やれることをやり尽くしたら、車中泊時に寝袋を用意してその中で寝るようにしましょう。寝袋を使う際には横になれるスペースを設けることが大切ですので、可能な限りフルフラットにできるよう努力をするか、フルフラットにすることができる車で車中泊をする、またはハイエースのような荷室の広い車で車中泊をするなど、根部クルを効率的に使用できる環境を用意することが大切です。
まとめ
今回は車の窓をポイントにした防寒対策、そして窓以外の防寒対策方法を紹介しました。これから少しずつ寒い時期へと向かっていきますが、防寒対策を何もせずに車中泊をすると、車内は非常に寒くなります。
身体が冷えると睡眠を妨げるだけでなく体調を崩しかねますので、まずは防寒効果の大きい窓の対策を、それでも寒い場合にはそれ以外の防寒対策を施すようにしてはいかがでしょうか。
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