DIYをしている方なら必ず手に入れた工具のひとつであるのがインパクトドライバーです。今回はインパクトドライバーの選び方を紹介します。
- インパクトドライバーとは
- インパクトドライバーの種類はどうなっているのか
- インクパクトドライバーの使い方
- インパクトドライバーの選び方
ネジ締め・緩め特に組み立て作業などで活躍してくれる電動工具であるのがインパクトドライバーです。種類もいくつか用意されているので、目的に合ったものを購入することが大切になります。
使い方はシンプルで使いやすいです。正しい選び方を理解して、地震にとって良いものを購入できるようになりましょう。
インパクトドライバーとは
インパクトドライバーとはドライバー機能を備えた電動工具です。DIYでの組立作業に使われることはもちろん、業者の方々も業務で使用されるなど、幅広く使われている電動工具の1つになります。
インパクトドライバーは回転及び打撃という2つの方法によって力を生み出すのが大きな役割・特徴です。そのため、木材を使った組み立て作業での取り付けや、大きいネジや硬い材料への取り付け作業などでその高い能力を発揮することができます。
インパクトドライバーの種類
インパクトドライバーは2つの種類に分けられます。
- 電動インパクトドライバー
- エアーインパクトドライバー
それぞれのインパクトドライバーを紹介します。
①電動インパクト
電動インパクトドライバーは電気の力を元に動作するインパクトのことです。電動インパクトドライバーには主に、コンセントに繋いで使用するタイプと、充電式バッテリーを取り付けて使用するタイプに分けられます。
前者の場合にはコンセントにプラグを挿した状態で使用するため充電が切れる心配はありません、その代りコンセントの長さによって使用範囲が決まってしまうため使用範囲を広げたい場合には延長コードを使用する必要があります。後者はバッテリーの充電が十分にあればどこでも使用することが可能ですが、バッテリーの充電がなくなると可能性があるので注意が必要です。
②エアーインパクトドライバー
エアーインパクトドライバーはコンプレッサーによって生み出された圧縮空気を用いて動力を生み出すタイプのインパクトドライバーです。エアーインパクトドライバーの特長として、小型で軽量なおかつ電動インパクトタイプよりも高い力を備えているということが挙げられます。
一方で、正しい使い方を守らずに使ってしまうと材料やネジを壊してしまう可能性がある、コンプレッサーが無いと使用できない、という面もあります。
インパクトドライバーの使い方
インパクトドライバーの使い方は次のようになっています。
- ビットをインパクトドライバーに取り付ける
- 回転方向を決める
- ネジにビットを当ててトリガーを引く
それぞれを見ていきましょう。
①ビットをインパクトドライバーに取り付ける
まずはビットをインパクトドライバーに取り付けるところから始まります。作業したいネジに合わせてビットのタイプを選択しましょう。ビットの取り付け部分ですが、インパクトドライバーのチャック部分に取り付けてください。
②回転方向を決める
ビットを取り付けた時点でさっそく作業に移りたいところですが、インパクトドライバーには回転方向が右回り左回りの2種類あるのでまずは回転方向を決める必要があります。締め付ける時は右回転に、そして緩める時は左回転に設定してください。
ビットの回転方向を決める部分は工具の側面に設けられている2つのボタンです。このボタンは連動していて、例えば左側を押し込むと左側が奥に行って右側は外へ出るような形になります。逆の場合も同じです。加えて、トリガーを引いても回転しない中間の位置もありますので、覚えておきましょう。
③ネジにビットを当ててトリガーを引く
準備ができたら実際の作業に移ります。作業するネジにビットを確実に当てた状態でトリガーを引きましょう。締め付ける際には、まずゆっくりとした速度で締め付けていきます。ネジが入っていったら次第に速度を上げていくと良いです。
インパクトドライバーの選び方
インパクトドライバーを選ぶときにチェックしたい項目は次のようなものです。
- 作業場所
- 価格
- 性能
それではひとつずつ少し詳しく見ていきましょう。
①作業場所
作業場所によってインパクトドライバーを選ぶことは非常に大切です。
例えば、作業場所が一カ所に決まっている時やコンセントが必ず確保されている時にはエアーインパクトドライバーやコード式電動インパクトドライバーをおすすめします。それに対して、作業場所がその都度違う時やコンセントを確実に確保することができない場合などには充電式電動インパクトドライバーがおすすめです。
②価格
インパクトドライバーによって価格は異なりますので、予算に合わせてなおかつ十分な性能を満たしているものを購入するようにしましょう。1万円未満で購入できるものから、7万円近くするものがあるなど価格帯も様々です。
DIYで使用するものですから、まずは7,000円くらいのタイプを購入して、その購入したモデルのスペックを参考にしつつ以降必要に応じて新たなタイプを揃えるという流れが理想的でしょう。
③性能
性能基準の選び方も大切です。それを知ることでどのようなインパクトドライバーが必要か、そもそもインパクトドライバーではなくてドリルドライバーでも十分作業できのではないかといった考え方もできます。
インパクトドライバーを選ぶ場合、ネジの長さやネジで固定する材料の硬さなどを基準に選びましょう。インパクトドライバーは元々締め付けトルクが強いですが、長めのネジを使って作業する場合や固めの材料に締めていく場合には最大締付トルクの強いインパクトドライバーはおすすめです。
締め付けに関する能力だけでなく、防水性能の有無やバッテリーの互換性や充電時間などもチェックしましょう。
まとめ
今回はインパクトドライバーの選び方について、インパクトドライバーの基本情報から使い方そして種類などを紹介しながらお伝えしました。
作業対象物や作業環境やDIYに欠けることのできる予算などを考えたうえで、自身にとってベストなものを購入することをおすすめします。まずはお手頃な物から購入してみて、自身の基準を作ってください。
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