今回は、マリンスポーツにおすすめの防水時計10選をご紹介したいと思います。
最近は、スマホを時計代わりに使う人が増え、普段から時計を付ないという人も多いですよね。ですが、スポーツをする時にはスマホは使えませんし、特に水に濡れるマリンスポーツの場合には専用の「防水時計」が必要ですよね。
私は、素潜りをしている時に、持っていた防水時計が水没してしまった経験があります。当時、防水について私はあまり詳しくなく、10m防水だったこともあり、大丈夫だろうくらいに思っていました(涙)
時計はもちろん台無しです。
防水時計には種類があり、マリンスポーツでもアクティビティによって耐えられるものと耐えられないものがあるので注意が必要だったんですね。
そこで今回は、防水時計について詳しく解説します!
防水時計の種類やアクティビティに合わせた防水時計の選び方、おすすめの防水時計10選もご紹介します。
マリンスポーツで使える防水時計をお探しの方はぜひ参考にしてくださいね。
アクティビティによって違う?防水時計の選び方
マリンスポーツ用として防水時計を買う時には、どれくらいまでしっかり防水できるのかをきちんと把握しておきたいものですよね。
そうでなければ時計は水没し、壊れてしまいますからね。
ただ、同じマリンスポーツであってもアクティビティによって必要となる防水レベルは異なります。
そこでまずは、防水時計の「防水」について少し詳しく説明しますね。
マリンスポーツに必要な「防水」とは
一般的に水の中では10m潜ることに1気圧の圧力がかかると言われています。単純に計算していくと100mで10気圧となりますよね。
でも、だからといって「100m防水」=「10気圧防水」ではないんですよ!
※これが防水時計を選ぶ上でとても大切なポイントです。
時計の防水テストは、水の張ってあるところに時計を沈め、外から1気圧・・・、2気圧・・・と徐々に圧力をかけていくテストです。ですが、実際の使い方は違いますよね。腕に時計を付け静かに圧力をかけることなんてありませんよね。
プールや海に入れば腕を動かします。腕を動かせばそれだけ時計に負荷がかかります。平泳ぎやクロールなどで腕を回した時には、スピードによって違いますが約10~15気圧かかると言われています。
水道の蛇口からの水でも約2気圧、勢いよく出せば5気圧以上になることもあると言われています。10気圧防水時計では、マリンスポーツは難しくなります。
ですが、100m防水の場合では、100mまで潜っても大丈夫という表記となっているため、気圧で見れば同じ10気圧なのですが、こちらの場合ではプールでクロールしても全く問題ありません。
「〇〇m防水」の表記は、日本の場合では、潜水用防水の表示となっており、それ以外にかかってくる圧力も考慮し、表示数字の25%増しの圧力に耐えられる作りになっているのです。
100mの潜水で想定しているすべての圧力を考えられて作られているということなので、100m地点で腕を回しても問題はないのです。
この表記の違いがとても重要なポイントです!
では、次は防水時計の種類について少し細かくご説明しますね。
アクティビティに合わせて選びたい!防水時計の種類
マリンスポーツで使える防水時計には、大きく分けて2つの種類があります。「日常生活用」と「潜水用」です。ダイビングや素潜りなど潜れるか潜れないかで防水の仕様が変わってきます。
「日常生活用」の防水時計でも、高い防水性があるものがありますが、ダイビングや素潜りには向きません。水没する危険があります。防水レベル別に細かく説明していきますので注意してくださいね。
「日常生活用」
非防水
防水性が全くないものです。「WATER RESIST」の表記がないものは、マリンスポーツはもちろん、時計を水に濡さないよう気を付けましょう。
生活防水
2~3気圧程度の防水機能が備わっています。普通の生活をしている範囲での水滴に耐えられる程度です。耐えられるのは、水滴や多少の雨、汗などで、マリンスポーツには向きません。
5気圧防水
5気圧以上からは生活強化防水時計と言われ水辺でも使うことができます。ただ、強い水圧には弱く、勢いある水道、水圧の強いシャワーなどでも水没の危険があります。マリンスポーツには不向きです。
10気圧防水
アウトドアで使うことができるレベルです。海辺や川などで水しぶきがかかっても大丈夫となるため、水遊びをしたい方向き。ただ、本格的なマリンスポーツをしたい場合には20気圧以上がおすすめです。10気圧防水時計での向いているアクティビティは、魚釣り、ヨットなど。
20気圧防水
水上のマリンスポーツで使用したい場合であれば、20気圧以上の防水レベルの時計を選ぶようにすると安心です。
プールでの飛び込みや水泳、サーフィンなど激しい動きがあっても耐えられるレベルです。ただ、本格的に潜りたい場合(スキンダイビングやスキューバダイビング)には向きません。潜ることを目的としたい場合には、潜水用のダイバーズウォッチを選びましょう。
「潜水用」
潜水用防水(100m-200m)
ダイバーズウォッチと言われているものです。空気を用いて潜水することを前提として作られている防水時計です。
表示されている水深までの25%増しの圧力と長時間の水圧に耐えることができます。レジャーとしてのスキューバダイビングの場合にはこちらの1種潜水用のダイバーズウォッチがおすすめです。
飽和潜水用防水(200m-1000m)
ヘリウムと酸素の混合ガスを使用し深海へ飽和潜水する主にプロ潜水士が使っている2種潜水用のダイバーズウォッチです。逆回転防止機構付きベゼルやヘリウムエスケープバルブがついているのが特徴ですが、一般の人は使う必要がありません。
【アクティビティ別】おすすめの防水時計10選!
防水時計の種類が分かったところで、アクティビティ別に人気の防水時計を見ていきたいと思います。
魚釣りにおすすめ!
【カシオ】スポーツギア AQW-101J-1AJF
海釣りでも安心の20気圧防水!海水がついても水でしっかり洗い流せます。夜釣りに便利なELバックライト、ムーンデーターにより月の満ち欠けもバッチリ分かります。月の満ち欠けによる釣りに適した時間帯「フィッシングタイム」も教えてくれますよ!
【SUUNTO】TRAVERSE ALPHA
10気圧防水、GPS計測、気圧計測、高度計測、温度計測、月齢カレンダー、日の出日の入り時刻の表示など釣りで欲しい情報以外にもすべてのアウトドアにおすすめの機能がついた腕時計です。
トライアスロンにおすすめ!
【SUUNTO】アンビット3ピーク
100m、10気圧防水のSUUNTOの防水時計。GPS機能で速度や距離の計測、ルートナビゲーションも行えます。また、気圧センサーも搭載しているので天候予測も行え、日の出日の入り時刻の表示、スマートフォンへの連動もできます。
ジェットスキー、カヤックにおすすめ!
【カシオ】スポーツギア
安心の20気圧防水!大画面のデジタルで見やすく、電池の寿命も10年と高コスパ!ストップウォッチ、タイマー、アラーム機能、ワールドタイムなど使いやすい!
【カシオ】G-SHOCK G-STEEL GST-B100XA-1A1F
20気圧防水で、衝撃や振動に強い耐衝撃構造で、ジェットスキーでの強い衝撃でも安心して使うことができます。タフソーラー、ストップウォッチ、タイマーなどをはじめ、モバイルリンク機能も搭載しています。
サーフィンにおすすめ!
【カシオ】G-SHOCK GULFMAN 電波ソーラー
サーフィンでの強い衝撃でも安心の耐衝撃構造、20気圧防水。海水でも安心して使える防錆構造(ラストレジスト)となっているので安心。タイドグラフ、ワールドタイム、ムーンデータ、ELバックライト他
【NIXON】THE SUPERTIDE
100m防水のニクソンのスーパータイドは、サーフィンに人気が高いモデルです。水中でも見やすい高解像度デジタルディスプレイ、シリコンバンドでボードが傷つく心配もいりません。カウントダウンタイマー、アラーム、タイドデーター日の出日没時刻データ、48時間先まで分かるフューチャータイド機能など他。
ダイビング、素潜り、スキンダイビングに!
【CITIZEN】プロマスター
20気圧、200m潜水用の防水のシチズンの防水時計。おしゃれなダイバーズウォッチでオフの時日常用としても使えます。電池交換の必要がないのはうれしい限り!逆回転防止ベゼルもついています。
【SEIKO】プロスペックス ダイバースキューバ
200m潜水用防水でダイビングでも安心です。スタイリッシュなデザインで、耐磁性能、ソーラー充電機能、デイト表示もあり普段使いにもおすすめです。
【カシオ】G-SHOCKフロッグマン
200m防水のダイバーズウォッチです。ソーラー充電システムで電池交換も不要。水深計は最大80mまで対応しています。本格的なダイビング、スキンダイビングにおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
マリンスポーツにおすすめの防水時計10選をご紹介しました。
防水できる水深や気圧によって使用できるアクティビティも変わります。他にも注意しておきたいこととして、マリンスポーツで使う場合には、衝撃にも強いものがおすすめですよ。
また、ここ近年では、マリンスポーツの時以外でも使うことができる、スタイリッシュなデザインのものが好まれる傾向にあり、多くに時計が販売されています。
仕事の時にもオフの時にもお気に入りの防水時計が使うことができれば嬉しいですよね。自分に似合う素敵な防水時計を探してみてくださいね。
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