自転車、主にスポーツバイクを購入した時には、自分でメンテナンスができるようになっていると非常に便利です。
自転車のメンテナンスを行う上で欠かすことができないのが、「アーレンキー」です。この「アーレンキー」という工具、何のことだか知っていますか。「六角レンチ」とも呼ばれることがありますが、違いはどこにあるのでしょうか。
今回は自転車のメンテナンスに欠かせないアーレンキーの紹介や使い方、おすすめの商品を紹介します。
「アーレンキー」ってどんな工具
まず、はっきりさせておかないといけないのは、「アーレンキー」と「六角レンチ」の違いです。名前が異なる以上、違う工具のように思えてしまいますが、基本的にアーレンキーと六角レンチに違いはありません。
では、アーレンキーという名前はどこからきているのでしょうか。実は、アーレンキーは、アメリカ人の「ウィリアムGアレン」という人物が発明したものであるため、名前からとって「アーレンキー」と呼ばれています。つまり、工具としての分類は六角レンチということになりますが、商品名の方が一般的になってしまったということになります。
なので、基本的にはアーレンキーと六角レンチに違いはありません。好きなように呼ぶといいでしょう。
「アーレンキー」の使い方を解説します
アーレンキーの用途としては、ボルトを回すための工具です。ロードバイクといったスポーツバイクは、数多くのボルトによってパーツが固定されています。これらのボルトを回すことによって、パーツを取り外したり、調整することができるようになります。
ロードバイクは、自転車に詳しくなくても、簡単に分解できる構造になっており、アーレンキーがあれば、かなり多くのことができるようになります。
ここでは、主なアーレンキーの使い方を解説します。今回紹介するのは以下の3つです。
- パーツの調整
- パーツの交換
- アーレンキーのサイズについて
では、1つずつ見ていきましょう。
①パーツの調整
アーレンキーの1つ目の使い方は、パーツの調整です。例えば、ロードバイクのシートポストの高さやサドルの位置は、アーレンキーでボルトを緩めてから行います。その他にもハンドルの高さなどを調整することができる工具となっています。
②パーツの交換
調整のために使えるアーレンキーはそのままパーツを交換するときにも使えます。ロードバイクなどは、パーツそれぞれが消耗品でもあります。また、カスタマイズを楽しむうえで、パーツを交換することもあります。
アーレンキーがあれば、シートポスト、サドル、ハンドル、ステム、ブレーキ、ブレーキシューなどの交換が可能となります。
これらのパーツは基本的にボルトによって固定されているだけの構造になっており、非常に単純で交換も用意です。
③アーレンキーのサイズについて
アーレンキーを使って回すボルトにはサイズが決められており、そのサイズに対応したアーレンキーを使用することになります。
例えば、シートポストやハンドル、ステム、ブレーキといったパーツは5㎜サイズのアーレンキーが主に使われます。
ペダルやクランクなど大きめのボルトを使用している場合、8mmサイズのアーレンキーを使うことがあります。
ボルトの大きさに応じて使用するアーレンキーが異なってくるので、一通りのサイズを購入しておくと便利です。
おすすめのアーレンキーの紹介
ここからはアーレンキーのおすすめ商品を紹介していきます。ロードバイクなどに乗っているのであれば、必ずといっていいほど持っておきたい工具となっているので、ぜひ購入しておいてください。今回紹介するのは、以下の3商品です。
- ベッセル(VESSEL) レインボールL型レンチ9本組
- Wera(ヴェラ) 950SPKL/9SMN マルチカラーヘックスキーセット
- PBピービー ボール付ロングレインボーレンチセット
それでは、1つずつ見ていきましょう。
①ベッセル(VESSEL) レインボールL型レンチ9本組
あらゆるサイズに対応している9本セットのアーレンキーです。サイズごとに色分けがされているので、一目でどのアーレンキーを使えばいいのかわかるのが便利です。長さもちょうどよく、使いやすさもいい商品です。
②Wera(ヴェラ) 950SPKL/9SMN マルチカラーヘックスキーセット
丈夫なつくりをしているアーレンキーになっているので、力を入れたときにしなることがなく、しっかりとボルトに力を加えてくれます。サイズも一通りあり、色分けもされているので、使いやすい商品となっています。
③PBピービー ボール付ロングレインボーレンチセット
スイスのメーカーの工具です。カラフルな色分けは、わかりやすいだけではなく、おしゃれな見た目をしておりおすすめです。また、工具としてもしっかりしており、基本的なメンテナンスもスムーズにできます。
まとめ
スポーツバイクに乗るのであれば、日々の点検などにアーレンキーは必須です。自分の自転車を大切に乗り続けていくのであれば、ぜひアーレンキーを購入してみてください。
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