こんにちは!楽しいを仕事にする為に日々奮闘する、りょーや(Twitter/@Tanojob)が編集長のTanojobです!
DIYで木材を塗装する機会がある方も多いはず、そこで今回は木材を綺麗に塗装する方法を紹介します。
- 木材を塗装するために必要なモノ
- 木材の塗装方法の手順
- 塗装する際の注意点
実際に塗料を木材に塗るだけでなく、塗装する前の材料の下地を塗装効果が高まるように仕上げておくことも大切です。塗装時の汚れトラブルを防ぐためにマスキングアイテムなども必要になります。塗装時の注意点も合わせて、どのように塗装するのか見ていきましょう。
木材を塗装するために必要なモノ
木材を塗装するために必要なモノは以下になります。
- 塗料
- 下地仕上げに必要なモノ
- 養生アイテム
- 実際の塗装に使う道具
それではひとつずつ見ていきましょう。
①塗料
木材塗装に使用することのできる塗料には様々なものがあります。例えば、木材の表面を保護する目的で使われるニスと呼ばれる保護材、同じく木材保護の役割を担っていていますがオイル塗料として販売されているウッドオイル、木材を着色させるために使われる着色仕上げ材のステイン、などが広く普及している木材塗料です。その他にも、ワックスや漆風塗料と呼ばれるものもあります。
更にこれらの木材塗料は水性・油性かどうかでも分けられるのが特徴的です。水で洗って落とすことのできる水性塗料であれば、塗装に使用した道具の後片付けや塗装中の臭いなども油性より気になりにくいです。
これに対して油性塗料は塗装後の耐久性や対候性が水性よりも高いということでよく知られています。どちらの塗料にもメリット・デメリットがありますので、その点を理解したうえで自身にとって作業しやすいものまたは求める仕上がりを達成してくれるものを選択すると良いでしょう。
②下地仕上げに必要なモノ
木材を塗装する前に行う作業と言えば下地仕上げ、そのために必要な道具も一緒に揃えておくと良いです。下地仕上げに必要なものとしてウェスやサンドペーパーなどが挙げられます。
ウェスは木材表面のゴミを拭き取るために、サンドペーパーは木材表面に残っている古い塗料や凸部分などを落とすために、というのがこれらの道具の具体的な使い方です。
③養生アイテム
塗装したい木材が単体で部分的に塗装したい場合や塗装材料近くに汚したくないものがある場合には養生アイテムを使って塗装する必要のない部分を保護すると安心して作業することができます。
養生テープやマスキングテープ、新聞紙といったものが養生アイテムとしてよく知られている者です。塗装の際でなくとも、何かの作業をするときにその付近の物を傷つけないようにするときにも活用できますので、いくらかストックしておくとよいでしょう。
④実際の塗装に使う道具
実際に塗料を塗装する際に使う道具には、刷毛(はけ)やローラーなどが必要です。使用するものは塗装する材料の面積・大きさに合わせて使い分けることをおすすめします。
木材の塗装方法の手順
木材の塗装方法手順は次のようになっています。
- 汚れ落としとマスキングをする
- 下地を作る
- 塗料を塗る
これら3つの手順に沿って説明していきます。
①汚れ落としとマスキングをする
まずは汚れ落としとマスキング作業です。ウェスを使って木材表面に残っている誇路などを取り除きましょう。その後、塗装する木材以外のものに塗料が付いてしまう可能性がある場合にはマスキングを行います。
新聞紙やマスキングテープ、養生テープなどを使って汚したくない部分をカバーしてください。
②下地を作る
木材の塗装部分をサンドペーパーで磨きます。サンドペーパーの番手を使い分ける場合には、まず荒目の番手から初めて、中目、そして細目という順番で磨くようにしましょう。
数字で表現すると、100番・120番・280番といった感じです。ムラが無いように全体を均一に磨き上げましょう。
③塗料を塗る
下地ができたところで塗料を塗る作業へと移ります。使用する塗料を撹拌して塗料の色を均一にすることを忘れないでください。塗料の用意ができたら、刷毛などを使って木材を塗装します。
塗装する時のポイントは、木材の木目に沿うように塗装すること、材料の中でも塗装しにくい場所から塗装すること、全体を均一に塗りあげることです。一度目の塗装を終えたら乾燥するまで待ちます。乾燥したところで二度目の塗装(上塗り)を行って、再び乾いたら塗装作業は完了です。塗装に使用した道具の片づけやマスキングを取り外しましょう。
塗装する際の注意点
木材を塗装する際の注意点には次のことが挙げられます。
- 作業場所の換気を必ず行う
- 不適切な使い方をしない
- 安全なところで塗料を保管する
ひとつずつ説明を加えます。
①作業場所の換気を必ず行う
塗装作業をする際に必ず気を付けたいことですが、作業場所の換気を必ず行いましょう。必要に応じて塗料を希釈することがあるのですが、油性塗料の希釈にはシンナーを使用するため、特に油性塗料で作業する場合には気を付けてください。マスクを着けて作業してもよいでしょう。
②不適切な使い方をしない
不適切な使い方をしないようにしましょう。商品に記載されている用途以外には使わないでください。
③安全なところで塗料を保管する
安全なところで塗料を保管することも大切です。小さい子供やペットが届いてしまうようなところに塗料を保管しないようにしましょう。合わせて、木材を塗装する際には周りに人がいないことも確認してください。
まとめ
今回は木材を塗装するために必要な道具、塗装方法の手順、そして塗装時の注意点を紹介しました。塗料を使用しての作業ですので、作業環境づくりや周りの物を汚さないための工夫、そしてよりきれいに仕上げるためのポイントを必ず押さえておきましょう。
綺麗に塗装することができればDIYもより充実したものとなります、ぜひ塗装に挑戦してみてください。
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