クロスバイクをブルホーン化してSTIにするメリット・デメリットを解説!

DHバー

こんにちは!@Tanojobライターチームです!

 

自転車を愛してやまない皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

クロスバイクを買った人って

  • スポーツバイクは乗りたいけどいきなりロードバイクはちょっと…。
  • ロードバイクは本気すぎるからちょっとしたスポーツ雰囲気でいいかな?
  • 単純に高いよねー…。

という人が結構いるのではないかと思います。

しかし、クロスバイクを乗っていると自転車の面白さに目覚め始める人が出て来ます。そんな人は段々早く走りたい、という欲望もふつふつと沸き上がり、ロードバイクに乗り換えたい、という恐ろしき思考が浮かびます。

しかし

  • 高いよ、15万とか20万とか飽きちゃったら無駄金だもんな…。

という理由で購入に踏み切れない人が多いと思います。

 

その中で「クロスバイクのブルホーンSTI化」という安価でかつ早くなれる方法があります。(STIとはデュアルコントロールレバーといってシマノの変速機を指します。)

今回はブルホーン化して、STIを付けることについてつけ方や使い方を詳しく解説していきたいと思います!

 

目次

ブルホーンとは?ブルホーン化するとどうなる?

ブルホーン化

まずはブルホーンから説明を加えておきますね。

 

クロスバイクのハンドルは横一本に伸びる「フラットバーハンドル」

ロードバイクのハンドルは端っこが湾曲している「ドロップハンドル」

ブルホーンとはそのどちらにも属さない、いわば「第三勢力」な訳です。

 

牛の角のように乗っている人間から見ると前方に「コ」の字をしているハンドルです。

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おしゃれなピストバイクについていることが比較的多いですね。クロスバイクでバーエンド(端っこに付ける前に伸びる棒)を使用している人ならそれを更に頑丈に、前に伸ばしたような形、と説明すれば分かりやすいでしょうか?

 

ブルホーン化とは

 

クロスバイクやロードバイクのハンドルをブルホーンへ換装することを指します。クロスバイクに関しては前傾姿勢が深くなることでよりアグレッシブな体制で走行することが可能になります。

 

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ブルホーン化のメリットは?

ブルホーン化のメリットは下記のとおりです。

  • 見た目がかっこよくなる
  • 走行速度が速くなる

一つづ解説していきますね!

 

見た目がかっこよくなる

 

なんといってもクロスバイクよりスポーティーになることでしょうね、ロードバイクまではいかないけれど、クロスバイクよりはスポーツ志向であることが見てわかります。

 

走行速度が速くなる

これは確実です。なぜなら持つところが更に前に行くので、上半身が前方へ少し傾くことになり、空気抵抗を受けづらい姿勢になります。

加えて体重が前に移動するのでペダル荷重が大幅に上がり、体重を乗せた効率的なペダリングをすることが可能になります。

 

ではお次はブルホーン化のデメリットをお伝えしていきます。

 

ブルホーン化するときのデメリット

ブルホーン化するデメリットは下記のとおり。

  • STIがすっごい使いずらい
  • 換装の難易度が高い

こちらも解説していきます!

 

STIがすっごい使いづらい

正直ドン引きするほど使いづらいです、手が小さい人が使えば手がおかしくなりそうなレベルで使いにくいです。ブレーキはいいんですよ?引きしろがあんまりなくて危ないですけどね?

問題はシフトレバーです。もう個人的にはストレスフルです。

 

単純に換装の難易度が高い

この場合ブルホーンを付けてそこからシマノのSTIを付けることになりますよね?その場合STIが下に向いてしまい、シフトケーブル及びブレーキケーブルの角度が急になります。

ここの「ケーブルの取り回し」という点では初心者にはかなり難しい面があります。

ケーブルの取り回しについては下記の方法で解決することができます。

 

ケーブルを内装に出来るか否か

 

これはSTIに寄るところも大きいのですが、ブレーキケーブルは大抵の場合はハンドル内部に通し、ステム近くから取り出す形を取りシフトケーブルは旧型かどうかでも扱いが変わります。

 

他のパーツに変更が必要か否か

 

現在シマノのコンポーネントは8速~11速が展開されています。全てにおいてSTIは展開されていますので一応どのギアでも可能になります、が11速の上位モデルであれば安めのロードバイクが買える値段になります。

なので現在使っているコンポーネントの互換性があるかの見極めが先決です。もし8速ならばそれに合ったSTIを選ぶ必要があります。

…という風に難易度は尋常じゃなく高いです。

 

ブルホーンハンドルに関しても安いものを買った場合ワイヤーを通す穴が無いので、「自分で電動ドリルでぶち破る」というもう自転車メンテナンスを遥かに超越したものが必要なので私個人の意見としたら

 

「STIではなくそれ専用にしましょう」

 

ということになるでしょう。

そもそもブルホーン化を考えてるタイプの人はかなりの確率でロードバイクにはまります。つまりロードバイクを買ったらお役御免になってしまう、そんなのは嫌ですよね?
ならば、「分業化」しましょう。

 

私のオススメするブルホーン化とは?

ブルホーン化
皆さん、ロードバイクのプロが集う大会「ツールドフランス」をご存知ですか?

そしてその中には限られた距離をどれだけ早く走れるか、という「個人タイムトライアル」が用意されています。選手たちはこの競技にそれ専用のバイク「タイムトライアルバイク」というものを使用するのですが、それのハンドルに「ブルホーンハンドル」が使用されています。

それに加えて「エアロバー(DHバー)」がセットされているということです。

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私の言いたいことが分かりますか?まだ分からない?ではズバリと申し上げましょう。

 

[keikou]「TT化」[/keikou]

というブルホーンよりも利便性に優れた最高の改造方法です。正確にはブルホーン化も含まれていますが構造が激変します。

まずブルホーン化の末端部分に採用されていた「STI」、これをブルホーンハンドル用のブレーキレバーに差し替えます。そうすることでブレーキもストレスレスに行うことが出来ます。

 

え?シフトレバーはどうするか?…DHバーのバーコンを使用しましょう!

これをすると見た目は離れているとしても立派な「タイムトライアルバイク」です。それは後々買うかもしれない「ロードバイク」との役割がかぶらず購入後も出番があるというスキのない構えです。

 

ブルホーンよりはお金がかかりますが、後の事を考えると取り返しのつかない金額までは行かず、かつ自転車の魅力を最大限に引き出すことが出来ます。

 

私のクロスバイク改造体験

 

少し話はそれますが私はクロスバイクを最初に購入し、ファビアンカンチェラーラを見て速攻でDHバーを購入、真剣に「ドロップハンドル化」を考えていたのですが、ブルホーンハンドルもかっこいいことに気づき、

「もしや、これを組み合わせれば疑似TTバイクが出来るのでは?」

と思い、敢行。結局翌年に買ったロードバイクを使いつつも”元”クロスバイクを使うことも多いです。私の体験から言います

「TT化は最高です。」

 

安い宣伝文句みたいですが、私はこの改造以外寧ろしなくて良かったと思ってます。だってこの改造をロードバイクでする意味はない、TTバイクを買うにはとんでもない額のお金が必要。

クロスバイクをTT化することにデメリットがあるでしょうか?

否!というわけなんですね!

 

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まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

という感じでブルホーンをSTIを使って改造するくらいなら、寧ろそれを飛び越えて「TT化」をしましょう、という新しい境地を説明してまいましたw

 

もしブルホーンSTIを考えている方はTT化も考えてみてはいかがでしょうか?ブルホーン化のみより遥かに素晴らしいと経験者の私は思います!

 

という事で今回はここまで!読んでいただきありがとうございました。

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