サーフィンで使うウェットスーツの種類は?選び方は?初心者向けに丁寧に解説

今回はサーフィンで使うウェットスーツの種類や選び方を初心者向けに丁寧に解説したいと思います。

サーフィンスクールなどで初めてサーフィンをする時には、サーフボードとウェットスーツを貸してもらい講習や練習をしますよね。

でも、実際海に出てみると、こんなサーファーを見かけたことってありませんか?

  • あれ?水着のままでサーフィンしてる
  • あれ?ラッシュガードでサーフィンしてる
  • あれ?半ズボンタイプもあるの?

サーフィンを始める(始めた)時に、まず最初に準備するべきものは、「サーフボード」と「ウェットスーツ」です。

サーフボードがなければサーフィンはできませし、サーフィンに限らず安全にマリンスポーツを楽しむためには、海の中に入る時にウェットスーツを着るのは必要なことです。

ですが、海の中で動きが多いサーフィンの場合には、場所にもよりますが、真夏など暑い時にウェットスーツではなくラッシュガードやタッパーと言われる上着のみのウェットスーツでサーフィンをすることも珍しくありません。

そこで今回は、初心者サーファー向けにウェットスーツの必要性やウェットスーツの種類、選び方など詳しくご説明させて頂きます。

目次

サーフィンの時にウェットスーツが必要だと言われる3つの理由

海の中に入る時にウェットスーツが必要な理由は3つあります。

  1. 「安全」
  2. 「保温」
  3. 「浮力の確保」

この3つの役目があるからです。

安全

海の中に長時間いると体はふやけ、少しの衝撃でもすぐに傷や大ケガをしてしまいます。また、ワックスやデッキパッドでの擦れ防止、日焼け防止、クラゲなどの危険生物から身を守ることもできます。

保温

寒い時はなおさらですが、真夏であっても長時間水の中にいると体は冷え寒くなってしまいます。水面にいる時間が長いサーフィンでは、風の影響も大きく受けます。濡れた体が風に当たっていると寒くなるのが特に早いです。

ウェットスーツには保温力があるので、着ているだけで低体温症になることを防げます。ただ、ウェットスーツの種類によって保温力には大きな違いがあるので、注意しておく必要があります。季節に応じて保温力のあるスーツを選び調節していきましょうね。

浮力の確保

ウェットスーツは、気泡がたくさん入ったゴムで作られています。この気泡は2つの効果があります。1つ目は断熱効果で、ウェットスーツを着ると暖かいのはこのおかげです。

2つ目は浮力です。ウェットスーツ自体に浮力があるので、ウェットスーツを着ていると海の中で楽に体を浮かせておくことができるのです。泳ぎが不得意な人だけでなく、疲れてきた時や、波にのまれてしまった時、トラブルが起きた時など、海の中で楽に体を浮かせておくことができれば安全です。

以上の理由から、マリンスポーツをする時に海に入る時にはウェットスーツは必須アイテムとなっています。初心者になればなおさらですね。

真夏の暑い時であっても、ウェットスーツは着用しておく方が安全なんですよ。暑くて着られない場合でも、種類を選べば快適に着ることができるウェットスーツもありますので、種類について詳しくご紹介しておきますね。

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サーフィン用のウェットスーツの種類とは

ウェットスーツにはたくさんの種類がありますが、ここでは、サーフィンでよく使われている種類のウェットスーツをご紹介します。

季節に応じて適切なスーツ選びができるのが理想ですよ。

フルスーツ

長袖長ズボンのタイプのウェットスーツです。オールシーズンで使うタイプで、一番多く需要があるため、色、デザイン共に豊富な種類があります。

シーガル

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半そで長ズボンのタイプのウェットスーツです。春、秋によく使用するタイプです。水温が低いが気温が高い初夏など、波待ちしているときが暑い時には特に大活躍します。初心者モデルとしても人気のタイプです。

ロングスリーブスプリング

ロングスプリング ウェットスーツ FELLOW チェストジップ 3mm ノンジップ ウェットスーツ サーフィン メンズ 日本規格 (BK, XL)
FELLOW

長袖半ズボンのタイプのウェットスーツです。シーガルと反対で水温が高いが気温が下がり始めた秋など、波待ちの時が寒い季節によく使われます。また、日焼けが気になる女性にとても人気です。

スプリング

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MORGEN SKY

半袖半ズボンのタイプのウェットスーツです。水温が高い夏場に使用します。着る期間が短いスーツですが、夏場のサーフィンをする時にはあると快適です。

ロングジョン、ショートジョン

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MORGEN SKY

ノースリーブタイプのウェットスーツです。長ズボンのものをロングジョン、半ズボンのものをショートジョンと言います。袖がないので肩回りがよく、オープンウォータースイム、トライアスロンなどでも使用されるタイプです。

また、上からタッパーを着ても肩回りが嵩張らず楽なため、重ね着することを想定し購入することも多いタイプです。

タッパー、ベスト

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上半身のみのウェットスーツです。水温が高い夏場にサーフパンツと合わせて着たり、ロングジョンやショートジョンと合わせて着たりします。長袖、半袖、ベストタイプと袖の長さも選べるようになっています。

ラッシュガード

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気温水温が高く海の中でも暑い時に、擦れ防止ために着用したりウェットスーツのインナーとして着用したりします。ラッシュガード自体に保温力、浮力はほとんどありません。また、ウエットスーツの種類が決まれば、次は生地の厚みを選んでくださいね。生地は厚みがあればあるほど保温力も浮力も増していきます。

夏場に一番多いウェットスーツの厚みは2mm~3mm、冬場だと3mm~5mmは必要です。(パドリングなどで腕を回しやすいように肩回りや肘、膝などだけ薄くなっているものが人気でおすすめですよ。)

サーフィン初心者におすすめのウェットスーツの選び方とは

サーフィン初心者で、まだウェットスーツを一枚も持っていない場合には、比較的長い期間で使える3㎜フルスーツがおすすめです。

洋服選びと同じように、ウェットスーツも季節によって着るものを変えていくものとなります。

寒い季節には長袖にしたりインナーを着たり、また暑い時には半袖、半ズボンにしたり、薄手のものにしたりと一年中サーフィンをする場合にはウェットスーツは1着では足りません。

ですが、初めからウェットスーツを何着も揃えることも難しく、また、サーフィンをする季節が決まっているわけではありませんよね。なので、春から秋まで長く着られる3㎜フルスーツは、最初の一着目に一番おすすめです。

サーフィンを続ける中で、暑いようでしたら薄手のスーツか半そでや半ズボンなどを追加し、寒いようでしたら厚みのあるスーツやインナー、もしくは上着などを追加するなど、水温に合わせてウェットスーツを徐々に追加してくのがおすすめですよ。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

サーフィンで使うウェットスーツについて解説しました。種類も多く自分のものを選んでいくのは悩みますね。

ですが、サーフィンは通年通して楽しめるマリンスポーツ。

季節によってウェットスーツを替える必要もあり、できるだけ長い期間で使用できる種類のものを選んでおくのが一番おすすめです。

特に、これからは寒さが気になる季節となります。

寒すぎるウェットスーツではサーフィンを楽しむことができませんよね。厚みがあるウェットスーツ、もしくはインナーかアウターで重ね着スタイルをし、寒さを気にせずサーフィンを快適に楽しんでくださいね。

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