障子といえば障子紙ですが、障子紙の代わりにプラ板を貼りつけて使用する方法があります。
障子紙の破れや見た目に悩みを持っている方のため、今回はDIYでプラ板をおしゃれに変える方法の紹介です。
イメージ変化だけでなく紙が破れる心配もなくなることがプラ板を障子に貼ることのメリットです。重量増加といったデメリットもありますが、貼り方や必要な道具も特別なものはほとんどありません。
それでは詳しく見ていきましょう。
障子をプラ板に変更するメリット
障子をプラ板に変更するメリットには次のようなことが挙げられます。
- 破れる心配をしなくてよい
- 障子の雰囲気を変えることができる
それではそれぞれのメリットを見ていきましょう。
① 破れる心配をしなくてよい
障子をプラ板に変更するメリットとして、まず挙げられることは破れる心配をしなくて良いということです。
障子には紙が貼られていることが一般的ですが、紙の代わりにプラ板を採用することによって紙のように破れる心配をする必要が無くなります。
幼少期の頃に指で穴を開けて叱られた思いでのある方もいらっしゃると思いますが、そのようないたずら防止にも効果的です。傷をつけられる可能性はありますが、犬や猫に障子紙を破られる心配をする必要もなくなります。
② 障子の雰囲気を変えることができる
もう1つのメリットは、障子の雰囲気を変えることができる点です。
障子紙が貼られている障子は和の雰囲気を強く生み出していますが、障子紙の代わりにプラ板を採用することで和の雰囲気に洋の風を吹き込んだようなデザイン、または完全に洋風の雰囲気を生み出します。自身の部屋や自宅の雰囲気を洋風に変更したい場合には効果的な方法です。
障子をプラ板に変更するデメリット
一方で、障子をプラ板に変更することには次のようなデメリットもあります。
- 引くときに障子が重たくなる
- プラ板は割れる可能性がある
それぞれのデメリットを見ていきましょう。
① 引くときに障子が重たくなる
障子紙の代わりにプラ板を障子に使用すると、障子を開くときにより重さを感じるようになります。
この理由は明確で、プラ板は障子紙よりも重量があるからです。今まで弱い力で開けられていた障子を開ける際に、従来よりも少し強めに力を入れて開く必要が出てくるでしょう。
② プラ板は割れる可能性がある
先ほどプラ板は破れない点で障子紙より優れているという趣旨の説明をしましたが、プラ板は破れない分、強い衝撃が伝わると割れてしまいます。最悪の場合、怪我に繋がる可能性もあるということです。
そのため、今魔以上に扱いに注意する必要が出てきます。
障子をプラ板に変更する作業で必要なもの
障子をプラ遺体に変更する作業で必要なものは以下になります。
- アクリル板
- 塗料
- 工具
それでは少し詳しく見ていきましょう。
① アクリル板
障子紙の代わりに新しく貼りつけるためのアクリル板が必要です。アクリル板はプラ板の一種ですから、もし他の種類のプラ板を使用したい場合にはそちらを選んでいただいても良いでしょう。
障子に貼りつけるための十分なサイズのアクリル板が必要になるので、購入する前に障子の対象部分の寸法を測定してください。
② 塗料
プラ板を貼る際に障子のデザインも少し変更したい場合には塗料(つまりはペンキなど)で必要箇所を塗装すると良いです。なおその必要性を感じなければ行う必要はありませんので、塗装を希望される方は良く考えてから作業に移りましょう。
③ 工具
寸法の測定や貼りつけに使用する糊、さらに場合によっては切断工具も必要となります。
格子がたくさん設けられている障子を、まとめて1つのプラ板で張り付けたい場合にはクリッパーやのこぎりなど、使いやすいものを用意すると良いでしょう。
プラ板を使用する障子の作り方
プラ板を使用する障子の作り方は以下の手順です。
- 障子紙を剥がす
- プラ板をはめる・固定する
それでは各工程を説明します。
① 障子紙を剥がす
現在取り付けられている障子紙を剥がすところから始まります。剥がし方は非常に簡単です、まず剥がしたい障子に水を吹きかけてください。
タオルやはけなどを濡らして障子紙に水分を含ませる方法でも良いでしょう。10分くらいおくと障子紙を簡単に剥がすことができます。
② プラ板をはめる・固定する
プラ板、この場合ではアクリル板をはめる段階ですが、プラ板をはめる格子のサイズにプラ板をカットした状態で用意します。実際にはまることを確認したら、糊や両面テープまたはビスなどを使用して貼りつける・固定してください。
まとめ
今回は障子をプラ板に変更するメリットやデメリット、作業に必要な道具に作業方法を紹介しました。
自宅のイメージチェンジや障子のメンテナンス・トラブルの解決方法の1つとしてプラ板を使用することは効果的です。
重量増加や破れる代わりに割れるといったデメリットの可能性も発生しますが、作業もDIYで着手しやすいです。
ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
コメント