こんにちは!@Tanojobライターチームです!
登山では当然ですが、歩かなければいけませんよね~
- 「山には行きたいけど、体力に自信がない」
- 「こないだ山に初めて行ったけどメチャ疲れた」
っていう方も多いかと思います。
ただ、歩き方一つで疲れは全然変わって来ますよ!
ここでは、疲れない歩き方と登山で使うストックについて解説していきます。特に、登山初心者の方には必見ですので、是非読んでみてくださいね!
登山で疲れにくい歩き方
登山は車を運転するとか飛行機を操縦するとか特別な訓練を受ける訳ではなく、ただ単に歩くだけ!それなのに疲れにくい歩き方とかあるの?
って疑問あるとおもいますが、登山で疲れにくい歩き方を下記のポイントで解説していきます。
- 登りの歩き方
- 下りの歩き方
- 疲れにくい休憩のタイミング
- 演歌を歌うと疲れにくい
- 階段状の道の歩き方
- ストック使うと疲れにくい
それでは、一つづつ解説していきますね。
登りの歩き方
登りの3原則は「ゆっくり」「歩幅を小さく」「足裏全体で着地」の3つ!
ゆっくり歩いてハアハア言わない
どうしても早く頂上に着きたいと誰でも思う事ですが、これ禁物です。特にハアハア言いながら登ると呼吸も乱れてすぐに疲れ、休む回数が増えて、結局は遅くなるという悪循環におちいりますよ!
山ではウサギさんになるのではなく、カメさんになりましょう。
歩幅を小さく、一歩一歩
小さい歩幅で歩くとバランスもとりやすく、疲れにくくなります。イメージですが、フツーに街を歩く時の半分くらいにするような意識を持てば完璧です
足裏全体で着地
登山ではかかとやつま先から着地すると疲れやすくなります。
足裏全体でしっかり一歩一歩地面を押し付ける感覚が最もいい感じです。また、急な斜面では、足を少し逆ハの字に開いてガニ股で歩くとしっかり地面に足をつけられますよ。
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下りの歩き方
登りと基本同じですが、下った後のダメージが大きいという方には是非このような歩き方を心がけてください。
[keikou]高さがある段差の降り方[/keikou]
これが、最も下りで重要なポイントです。
先ずは、一気に降りなくて済むルートを探してみてください。探せば1歩で降りるところを2歩で降りるルートが必ずあります。ルートない場合は、ストーーンと降りるのではなく、衝撃を与えないようにゆっくりおりましょう!
山の下りはこの繰り返しになりますので、やるのとやらないのでは下った後のダメージがまったく違う事を実感できると思いますよ。
疲れにくい休憩のタイミング
登りだしての最初は30分後に小休憩、その後は1時間おきに小休憩という事はよく登山ガイドに書かれていますが、これ、基本だと思います。
疲れたので適当に休むのは疲れを倍増しますので、注意してください。
また、食事とかの大休憩以外は、座らない方が疲れにくいですよ!座って休むと次に歩き出した時がしんどいです。
ただ、どのタイミングで休憩すればよいかは個人差があるので、自分に合った休憩タイミングを見つけてください。僕は、亀歩きに徹してほとんど小休憩をとったことがないんですが、こんな登山者も結構いますよ~但し、遅すぎて、どんどん抜かれちゃいますけどね。
演歌を歌うと疲れにくい
山と演歌って何?っと思われると思いますが、山では演歌を歌いながら登ると疲れないと、よく言われれています。実際、実験をしているテレビを見たこともありますよ。
演歌のリズムが呼吸を整えて、ハアハア言わなくても済むらしいです。実際やってみると結構効果ありました。
ただ、こぶしを効かせて歌うと逆効果だと思いますけど(笑)
階段状の道の歩き方
これ、大きなポイントです。
登山道の中には写真のような階段の様になっている道がありますよね。階段だからここを歩くのは当然って思っていませんか?
それは大きな間違いです。
ここを歩くのは疲れに対して要注意です。そもそも登山道にある階段は人の為に作っているのではなく土が流れないように土砂止めとして作られている所が殆どで、段差が大きく、まともに歩くと疲れます!
極力、避けて歩くようにルートを探しましょう!同じ考えの登山者が多いので、階段の端に、歩くルートが「けもの道」の様になってあることが多いですよ。
ストック使うと疲れにくい
ストック派とアンチストック派に分かれるところですが、下りではストックが絶大な武器になりますよ。
アンチストック派の方は、写真が写しにくいとかクサリ場でイチイチしまうのが面倒とよく言いますが、段差を降りる時の衝撃緩和やザラメ路(砂地でざらざらして滑りやすい道)での滑り防止など考えると、少なくとも山の上級レベルになるまではストックを併用した方が安全で疲れにくいです。
以上、疲れにくい歩き方を解説していきましたが、ストックの効果はわかったけど、ストックってスキーのストックと同じなの?とかの質問が聞こえてきそうです。
次に、ストックの種類と使い方のコツを簡単ですが解説しますね。
ストックの種類と使い方のコツ
ストックには材質・形状・機構などいろんな種類があり、一長一短で好みもあるので、どれが良いとは言い難いですが、ここでは僕の目から見た意見です。
参考にしてください。
アルミとカーボン
全般的にはカーボンの方が軽いですが、アルミにも相当軽いストックがありますので
どちらがおすすめとは言い難いですね。
I字グリップとT字グリップ
グリップ形状の違いですが、I字グリップの方が主流です。
ストックは電車で持ち運んだりするときはザックのサイドポケットに差し込みますが、T字は少し邪魔になりますよ。はじめての方にはI字をおすすめします。
伸縮式と折りたたみ式
折りたたみ式は、最近、軽量化面から出てきてだいぶ普及してますが、個人的には操作性からやはり伸縮式をおすすめしたいところ。
北アルプスとかを歩く際は必ず手を使って三点確保で登ったり、長い階段を登ったりするシーンと遭遇しますが、その際はストックをしまった方が安全なので、折りたたみ式は結構面倒なようです。
グリップの長さ
これは、個人的にはもっとも重要なポイント!
ストックの長さは登りは少し短く、下りは少し長くするのが基本ですが、山では登りでも必ず下るシーンが出てきたり、逆に下りも登るシーンが出てきますので、斜面の角度によっグリップの持ち手を長くしたり、短くしたり出来様に、グリップが長い設定のストックを使用した方が、安全で、且つ疲れない登山を楽しめますよ。
購入の際は、是非、グリップの長さをチェックしてください。
ストックは一本?二本?
個人差ありますが、ダブルの方が疲れにくいです。ただ、片手が空くのでカメラ主体なら一本もおすすめですね!
衝撃吸収機構は必要か?
ストックには突いた際の衝撃を吸収できるようにバネがついているものもあります。
ただし、衝撃吸収付きは、余分な機構がついている分、重くなりますので、両方を使って経験している者としては、軽さを優先して衝撃吸収付きではないものをおすすめしたいところです。ストックは片側100g重いものと軽いものでは疲れの程度が全く違います。
ただ、これは好みもあるので、迷うところかもしれません。
ストックの使い方のコツ
ストックの使い方のコツは下記の通り
- 登りも下りもストックに頼り過ぎないこと(あくまで補助ね)
- 浮き石などを突くと逆にバランスをくずすので、注意深く着実に突く
- ハシゴやクサリ場では面倒がらずにザックにしまう
とか、実地ではいろんな注意事項ありますが、使って行くと慣れてきますよ~
以上、ストックの種類と種類に合わせた使い方のコツを解説しました。
ストックにはいろんな種類があって、好みもありますが次に僕のおすすめストックを紹介しますね
疲れにくいおすすめストック
LEKI(レキ) 登山 トレッキング ポール ジャーニー SPD DSS
操作性に優れる大型形状のスピードロックシステムを上中段に使ってます。衝撃吸収機構付き。
LEKI(レキ) 登山 トレッキングポール ダブル マイクロバリオ カーボンAS ブラック
カーボン素材を使った、三段折りたたみ式マイクロ・シリーズ。軽いです。
BlackDiamondトレイル
赤のストラップがおしゃれな逸品。
Mont-bellアルパインポール カムロック
カムロック・システムの採用により、グローブをしたままでも長さ調節が可能。
Helinox FL-120
ヘリノックスのポールの中で最も軽いモデルで二本セットで296g。衝撃吸収機構は付いてませんが、伸縮式では驚異の軽さですね!
僕はこれ使ってますよ!なんといっても軽いです(少しカタログ値とは重さが違うようですが(笑))
最初は衝撃吸収機構付きのしっかりしたものを使ってましたが、ヘリノックスに変えた途端に、手に羽根が付いたような感覚でした。
まとめ
以上、疲れにくい歩き方とストックの紹介をさせていただきましたが、いかがでしたか?
疲れない歩き方は頭でわかってもなかなか実践できない部分もあります。
その際は、上級者の後ろについて、歩くルートの選び方や歩き幅など後ろからチェックして歩くと「なるほど~~~」って思えるので、是非、やってみてください。
では、疲れず歩いて、楽しい登山を!お読みいただきありがとうございました!
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